今回は、「李朝 染付 石榴文 壺」の紹介です。
先日紹介しました「李朝 鉄釉 壺」は、昭和49年(1974年)に、今から50年前に、買ったものでしたが、この壺も同じく昭和49年(1974年)に、今から50年前に、買ったものです。ただ、買った時期は、「李朝 鉄釉 壺」よりは遅く、「李朝 鉄釉 壺」を買った直後に買っています。
では、さっそく、この「李朝 染付 石榴文 壺」を次に紹介いたしますが、この壺につきましては特に調べたりもせずに過ごしておりますので、解説は省略いたします。ただ、ごく平凡な、ありきたりの、朝鮮王朝時代後期を代表する壺と言えるでしょうか。
李朝 染付 石榴文 壺
正面(仮定)
正面から右に約90度回転させた面
正面の反対面
正面から左に約90度回転させた面
口、首、肩部
内面
底部にニューが見られます。
底面
高台面
生 産 地 : 朝鮮半島
製作年代: 朝鮮王朝後期
サ イ ズ : 口径10.7cm 胴径16.9cm 底径8.5cm 高さ14.7cm
民窯は小規模の集団で、絵も画工ではなく陶工が描いていたのですね。
確かに、これは豪快ですよね(^-^*)
洗練されていないといえば洗練されていませんが、魅力はありますよね(^_^)
ホント、これ、のびのびとして、健康的で、野趣に溢れますよね(^_^)
でも、これは雑器なんでしょうね。「芸」が無いというところでしょうか、、、(笑)。
100年も経てば骨董品と言われますから、これ、間違いなく骨董品の仲間入りをしますよね(^_^)
李朝では、この手はよくありますね。
ただ、↓ でpadaさんがコメントしていますように、分院というか、官窯に多いですね。もっと上手のものが、、、。でも、お値段もそれなりに良いようです(^-^*)
大きさが手頃で良いですよね(^-^*)
これを入手した頃は、収集品も少なかったものですから、飾ったり、妻が花生けに使ったりしていたのですが、最近では、すっかり出番がなくなりました。
padaの一番古い本が昭和49年発行なんです。古窯の壺を買って、そのまま本屋に走りましたら、本棚にありましたので買いました。この中には李朝もあって、何と間の抜けた焼き物かと思ったんですが、これが名品だったんですね。こちらの壺は民窯ですね。分院は判で押したようなものが多いですが、民窯は小規模の集団~絵も陶工が書いていたようで、色んなものがあり面白いです。これは豪快!真似をしようともできませんね。
高台の辺りの造りは、野趣に溢れています。
瀬戸の石皿を思わせますね。
浅川兄弟や柳宗悦らが取り上げた李朝の品よりも、民芸的です。
実際よりもずっと大きく見えますね。
50年前に購入されたものですか!半世紀ともなるとそこだけでも骨董的価値が上がっているような(^^)
李朝詳しくないんですが柔さを感じる白が美しいですね。この品が上手とかあるんでしょうか?
そしてサイズがまたいいサイズですね!
Kさんが連れて帰りたくなる大きさなのでは?と勝手に想像していました(^^)