県議会の傍聴に行ってきました

2011-07-02 04:04:10 | 議会活動

7月1日、私は思い立って長野県議会の一般質問の傍聴に出かけました。この日の第3人目に石和大県議会議員が質問に立つからです。

早朝に畑仕事を済ませ、知人とともに出発したのが9時半。県議会に着いたのは10時半過ぎでした。現役の時は毎日電車で遠距離通勤をしていましたが久しぶりの長野は新鮮でした。道路が良くなり渋滞することもありませんでした。

県議会の受付で傍聴の手続きを済ませ、傍聴席に行くとすでに石和後援会の女性部の皆さん、石和さんのご家族の皆さんがおいででした。まわりを見回すとそれぞれの議員さんの後援会の方々でしょうか、大勢の皆さんで傍聴席もほぼ満員でした。

石和さんの一般質問は本日の3人目、11時少し前から始まりました。最初のテーマは「子どもをとりまくメディアの影響について」です。インターネットやケイタイの被害から子どもたちを守らなくてはならない、そのためには情報を批判的に読み取る力、メディアリテラシー教育が必要だと訴えていました。

これは彼が東御市で自ら実践してきたことそのものです。東御市における事例をあげ県としても取り組むべきだと主張。阿部知事からは前向きな答弁を引き出していました。

二つ目のテーマは「医療再生について」です。東信における医療再生が進んできたが小児医療においてはまだまだ医師が足りていません。東御市民病院においては産科の医師は1名だけです。県としての取組みをただしていました。

13分と言う短い時間でしたがとても堂々としており、内容も説得力に満ちていて新人とは思えない風格がありました。残念だったのはベテラン議員から心無い野次があったことです。

傍聴終了後休憩になったので、石和県議の案内で彼が所属している会派「改革・新風」の議員控室を見学。その後知事室を訪問し知事も交えて記念写真を撮りました。前列5人目が阿部知事、右隣が石和県議です。私は後列右から2人目です。

県議会の傍聴は初の経験でしたがとても印象的でした。それにしても発言の割当時間が気になりました。多い人で25分、短い人で7分。石和県議は13分でした。会派の議席数で発言時間を決めているそうですが10分程度の時間でどこまで掘り下げた質問ができるのでしょうか。

時間がないわけではありません。現にこの日も10時から始まり3人終わったのが11時20分でした。午後も4人が質問に立ち、それぞれの持ち時間は合わせても49分に過ぎません。ちなみに東御市議会の場合持ち時間は30分です。

これからの石和県議会議員の活躍を期待して議場を後にしました。

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