データから議員定数を考える

2011-07-26 13:32:55 | 議会活動
いま東御市議会では議会改革について議会改革推進委員会で検討しています。その検討事項の中に議員定数の問題があります。議員定数はこれまで再三にわたって削減されてきました。

平成16年4月に旧東部町と旧北御牧村が合併した祭は36名(旧東部町20名、旧北御牧村16名)でした。その年の市議会議員選挙の時14名削減し22名となりました。さらに平成20年11月の市議会議員選挙では3名削減し現在19名となっています。

これに対し長野県内の議員定数はどのようになっているのでしょうか。何を持って議員定数を決めたらいいのか様々なご意見があろうかと思います。私はその市の人口と予算規模によるべきだと思います。そこで以下に長野県内の人口5万人以下の市の議員数、人口、議員一人当たり人口、予算額、委員一人当たり予算額の一覧表を掲載しました。

● 長野県内の5万人以下の市の議員数比較

    議員数  人口(人) 一人当たり 予算額(百万円) 一人当たり
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東御市  19  31,082  1,636  15,020   800
岡谷市  18  53,208  2,956  20,027  1,112
諏訪市  15  51,087  3,406  21,002  1,400
駒ヶ根市 15  33,899  2,260  16,106  1,073
中野市  20  46,901  2,345  20,963  1,048
大町市  20  30,314  1,516  18,781   939
飯山市  17  24,343  1,432  15,048   885
小諸市  21  43,780  2,085  17,009   810
須坂市  20  52,810  2,641  20,335  1,016
茅野市  18  56,196  3,122  23,255  1,219
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10市平均18  42,362  2,340  18,754  1,041

上記によれば東御市は議員数は19名、議員一人当たり人口は1636人です。上記10市のうちで下から3番目に人口が少ないことがわかります。ちなみに一番少ないのは飯山市で1432人、2番目は大町市で1516人となっています。予算額で見ると議員一人当たり予算額は8億円で、上記10市のうちで一番少なくなっています。2番は小諸市で8億1千万円、3番は飯山市で8億8500万円となっています。

両方でトップスリーにノミネイトされたのは東御市と飯山市です。長野県内の10市で比較した場合、東御市の場合は人口でも予算規模で見ても議員数は多いのではないかと思われます。

但し、議員数を決めるにあたってはその地域の実情や歴史的経過などもあり、単純に人口や予算規模だけで決めるのはいかがなものかという反論もあろうかと思います。皆さんはどのようにお考えになりますか。

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