議会改革についての取組みの中で、私たち太陽と風の会が他の多くの会派の皆さんと意見を異にしたのは議員定数と議会基本条例の制定についてです。
議員定数が現行通り19議席でいいのかという問題について多くの議員の皆さんのご意見は、これまでにも定数削減に努力してきた、今回は現状どおりでいいのではないかというものです。しかし現在の19議席という数字に対する市民の目から見た場合の納得性はいかがでしょうか。このことは以前ブログにも書きましたがあらためて整理したいと思います。
議員定数を何を持って妥当とするかは様々なご意見があろうかと思います。私は議員一人当たり人口と議員一人当たり予算規模で考えるべきではないかと思っています。そこで人口5万人以下の市について見てみると東御市の場合は人口では少ないほうから3番目です。予算額では一番少なくなっています。
● 議員一人当たり人口(平均2340人)
第1位 飯山市(17人) 1432人
第2位 大町市(20人) 1516人
第3位 東御市(19人) 1636人
第4位 小諸市(21人) 2085人
第5位 駒ヶ根市(15人) 2260人
● 議員一人当たりの予算額(平均1041百万円)
第1位 東御市(19人) 800百万円
第2位 小諸市(21人) 810百万円
第3位 飯山市(17人) 885百万円
第4位 大町市(20人) 939百万円
第5位 須坂市(20人) 1016百万円
こうしたデータから見ると東御市の場合議員定数は他の市の場合と比べて過剰ではないかと思えるのです。19でいいと言うのであればその根拠となるデータを示すべきであって、これまで削減してきたというのは市民目線で見た場合通用しないのではないでしょうか。
同様に議会基本条例についても会派によって意見が分かれました。必要ないという意見の理由は「必要性を感じない」「議員個人の問題だ」などというものでした。必要性という点については誰がそう思うかということです。確かに議会基本条例を作れば議員に対して様々な制約が生ずると思います。いままでの何の制約もない状況から比べれば不便になるのはやむをえないでしょう。しかし市民にしてみればそれは好ましい変化ではないでしょうか。
そもそも議会基本条例というのは、議会から市民に対する開かれた議会を実現しようという宣言です。そしてこれまで行ってきた議会改革の取組みを明文化しルールとしようというものです。議会報告会も一問一答方式の導入もあくまでも議員同士の申し合わせで実施しているだけです。市民に責任を負うというのならばきちんと条例に盛り込むことが必要です。
今後定数の問題についても議会基本条例についても大いに議論して行きたいと思います。
議員定数が現行通り19議席でいいのかという問題について多くの議員の皆さんのご意見は、これまでにも定数削減に努力してきた、今回は現状どおりでいいのではないかというものです。しかし現在の19議席という数字に対する市民の目から見た場合の納得性はいかがでしょうか。このことは以前ブログにも書きましたがあらためて整理したいと思います。
議員定数を何を持って妥当とするかは様々なご意見があろうかと思います。私は議員一人当たり人口と議員一人当たり予算規模で考えるべきではないかと思っています。そこで人口5万人以下の市について見てみると東御市の場合は人口では少ないほうから3番目です。予算額では一番少なくなっています。
● 議員一人当たり人口(平均2340人)
第1位 飯山市(17人) 1432人
第2位 大町市(20人) 1516人
第3位 東御市(19人) 1636人
第4位 小諸市(21人) 2085人
第5位 駒ヶ根市(15人) 2260人
● 議員一人当たりの予算額(平均1041百万円)
第1位 東御市(19人) 800百万円
第2位 小諸市(21人) 810百万円
第3位 飯山市(17人) 885百万円
第4位 大町市(20人) 939百万円
第5位 須坂市(20人) 1016百万円
こうしたデータから見ると東御市の場合議員定数は他の市の場合と比べて過剰ではないかと思えるのです。19でいいと言うのであればその根拠となるデータを示すべきであって、これまで削減してきたというのは市民目線で見た場合通用しないのではないでしょうか。
同様に議会基本条例についても会派によって意見が分かれました。必要ないという意見の理由は「必要性を感じない」「議員個人の問題だ」などというものでした。必要性という点については誰がそう思うかということです。確かに議会基本条例を作れば議員に対して様々な制約が生ずると思います。いままでの何の制約もない状況から比べれば不便になるのはやむをえないでしょう。しかし市民にしてみればそれは好ましい変化ではないでしょうか。
そもそも議会基本条例というのは、議会から市民に対する開かれた議会を実現しようという宣言です。そしてこれまで行ってきた議会改革の取組みを明文化しルールとしようというものです。議会報告会も一問一答方式の導入もあくまでも議員同士の申し合わせで実施しているだけです。市民に責任を負うというのならばきちんと条例に盛り込むことが必要です。
今後定数の問題についても議会基本条例についても大いに議論して行きたいと思います。