年明け一発目にふさわしい(?)タイトルの『あした輝く』。大御所漫画家・里中満智子原作の“純愛大河ロマン”(昭和47年)。週刊少女フレンドに連載されていました
小学校6年か中1の頃、当時我が家は上海に住んでいました。同じアパートに住んでいた日本人の女の子にこの単行本を借りて読んだ記憶があります。何しろ今の中国と違って日本の子供文化について全く情報が入ってこなかった時代。それぞれの家庭で日本から取り寄せて読んでいた単行本や雑誌をお互いに借りっこ貸しっこして、むさぼるように“日本”を読んでいました その中で妙に記憶に残っていた少女マンガがコレでした
終戦直前の中国東北部(旧満州)で出会った若い男女の恋物語。戦中戦後の苦労や戦後のこれまた大変な環境ではぐくんだ愛、子供たちや実母との葛藤・・・etc。次々と巻き起こる悲しい出来事に、読んでいるこちらもついつい唇をかみしめてしまいます
病気で他界直前の夫が病室で妻に最後のお願いをする場面。夫の願いを素直に聞き入れて一糸まとわぬ姿になる・・・。普通なら「わ~~エッチ~!やらし~」と茶化してしまう年頃のはずなのに、僕は妙に真摯に受け止めたのでした・・・。
昨年この単行本全4巻を手に入れ、30年ぶりに読みました。涙がスッと流れ落ちました。
小学校6年か中1の頃、当時我が家は上海に住んでいました。同じアパートに住んでいた日本人の女の子にこの単行本を借りて読んだ記憶があります。何しろ今の中国と違って日本の子供文化について全く情報が入ってこなかった時代。それぞれの家庭で日本から取り寄せて読んでいた単行本や雑誌をお互いに借りっこ貸しっこして、むさぼるように“日本”を読んでいました その中で妙に記憶に残っていた少女マンガがコレでした
終戦直前の中国東北部(旧満州)で出会った若い男女の恋物語。戦中戦後の苦労や戦後のこれまた大変な環境ではぐくんだ愛、子供たちや実母との葛藤・・・etc。次々と巻き起こる悲しい出来事に、読んでいるこちらもついつい唇をかみしめてしまいます
病気で他界直前の夫が病室で妻に最後のお願いをする場面。夫の願いを素直に聞き入れて一糸まとわぬ姿になる・・・。普通なら「わ~~エッチ~!やらし~」と茶化してしまう年頃のはずなのに、僕は妙に真摯に受け止めたのでした・・・。
昨年この単行本全4巻を手に入れ、30年ぶりに読みました。涙がスッと流れ落ちました。