加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

最新の3枚

2012-12-14 | レコード
先日、下北沢のアンティックショップに立ち寄りました。小さな段ボールに50枚ほど入っていたシングル盤の中から見つけた3枚。



『白い蝶のサンバ』森山佳代子1970年・デンオン/コロムビア
“あなたに抱かれて私は蝶になるぅ~”と早口のような出だしでかなりのインパクトがありましたね。曲名や歌手がわからなくても、この部分の歌詞だけはずっと口ずさめていた方も多いのでは?
“恋は心もしばり 死んでゆくのよ 蝶々のままで”。アップテンポのポップスの割には…なんか切ないです。

 

『流転/旅笠道中』1961年・ポリドール/日本グラモフォン
日活映画のスター・赤木圭一郎が歌っている「流転」ですが、元々以前からあった曲のようですね。“トニー”と呼ばれて現代的アクション映画の主演を務めていた赤木のイメージとは打って変わって、いわゆる股旅もの的な歌です。
同じく日活の宍戸錠、通称“エースのジョー”が歌う「旅笠道中」は戦前の歌ですが、宍戸錠は1961年の主演映画「ろくでなし家業」の中で歌っているようですね。タイトル通り旅笠もの…股旅ものですが、これはなんとな~くマンボ的なリズミカルな歌です。
右はネットで見つけたスチール違いの1枚。どちらが初版でどちらが再版かはわかりませんが、この2人のカップリングレコードなら結構売れたんだろうなぁ。



『夜明けのバラード』塩見大治郎・1975年/ソニー
映画「男組」のテーマ曲。主役の“流全次郎”に星正人。僕は「男組」と言ったら原作コミック(作・雁屋哲/画・池上遼一)と、舘ひろし主演の映画「男組~少年刑務所」しか知らなかったなぁ。
この星正人バージョンには岡崎徹(仮面ライダーアマゾン)、南城竜也(変身忍者嵐)、南条弘二(映画版「愛と誠」太賀誠)、千田孝之(映画版「愛と誠」座王権太)など“好き者”には嬉しいキャスティングが見えます。星正人もそののちには石原軍団のドラマ「大都会パート3」で主役の一人として暴れまくってますからね。
さて、この主題歌は…日本映画主題歌特有の暗さばかりが目立ちます。アクション作品だから、例えばもっとパワフルでアップテンポな曲調にすればいいのになと思うのは僕だけかなぁ。

以下おまけ。ネットで見つけた画像です。



オリジナルコミック「男組」1974年~週刊少年サンデー連載
拳法を得意とする主役・流全次郎のポーズが全てブルース・リーそのまんまってのが話題になったっけ。

 

映画版「男組」左:星正人版 右:舘ひろし版
ちなみに舘ひろしの後ろにいる舎弟5人衆は「クールス」のメンバーですね。
コメント
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