夏と言えばエレキサウンド・・・って、古い時代のキャッチコピーのようですが、何となく取り出して聞いてみたのがこちら。
「太陽野郎」バニーズ(1967年/セブンシーズ〔キングレコード〕)
エレキギターの御大・寺内タケシがブルージーンズを脱退して新たに結成したのがバニーズのようです。その後寺内はバニーズをメンバーに任せて、ブルージーンズを再興させるために脱退したとか。
古き良きギターサウンド。GS時代の一角を担い純粋にワクワクするようなギターフレーズ。間奏での寺内のギターソロに思わずのめりこんじゃうんですよね。そのソロにかぶって「アッ!ウッ!」(ドラムの井上が担当している)と声が入っているので、ますますノリがいい 収録時間がなんと1分48秒!
ジャケットの上部中央には馬に乗った夏木陽介のスチール。日本テレビのドラマ「太陽野郎」(1967年)の主題歌です。牧場経営の手助けをするナイスガイの青春ドラマ。「両手に夢と望みぶらさげて 幸せまいて歩く太陽野郎」・・・かっこいい男の物語を象徴する歌詞の一部ですね
子供の頃から、なんとなく耳に残っている歌ってありませんか?私の場合もいくつかありますが、そのうちのひとつがコレ
「白い蝶のサンバ」森山加代子(1970年/デンオン〔コロムビア〕)
冒頭の「あなたに抱かれて私は蝶になる~」の歌詞。早口言葉のようなテンポでの歌い出しが結構強烈に頭に残っているんですよね。そのあとの歌詞は全く覚えていないんですけど(笑) どんな人がどんな衣装で歌っているのかなんてわかりませんでした。レコードが発売された時は小学校1年だったからアニメに夢中だったのですが、それでもテレビとかラジオから流れていたのでしょう、なんとなく染みついたのかと思います。
レコードジャケットもピンナップ仕様になっており、その人気ぶりやレコード会社の意気込みがわかりますね
後年に、昭和の歌謡スターが歌う!ってな番組で見たのかなぁ・・・この歌だ!って思いましてね。歌詞も結構ストレートで”想像”させてくれるんですねぇ(照れ) そして儚い。テンポの良いメロディだけに、その分切ない歌詞に大人の世界を感じたものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます