dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

美波

2009年12月18日 19時40分00秒 | 読みの国
こないだのGOTOKUライヴ観戦。ライヴ会場であるメビウスから曙橋駅までは歩いて戻るワケですが、先日ご紹介の「気になる印鑑屋さん」の横を抜けてしばらく歩いていたKanotherでしたが、そんなライヴ後の余韻を吹き飛ばす或る看板が、店をでてすぐに眼に飛び込んできたんでした。

通りから少し入った目立たない路地に静かに佇む、小さな美容室。その店の上の方に、その名前はあったんでした。美しい波と書いて、美波。読みは・・・・・・ビーバー・・・・・・ビーバー?わざわざルビまで振って、美容院なのになぜ、ビーバー?ラウンジィ&アダルティなライヴの帰り道に、この看板。我々と「読みの国」とは、いつもこんな風に背中合わせに存在してるんである。

忘れた頃にやってくる「読みの国」。普段は意識せずとも、或いは敢えて見ないようにしていても、ふとある時に意識せざるを得ない存在。それが「読みの国」なんである。



愚かな大人とは、誰なのか?

2009年10月22日 22時22分00秒 | 読みの国
先日の仙台出張り。仙台での昼エサは既報のようにあなご重だったワケですが、「あなご料理 すが井」であなご重を喰い終えたKanother、すが井の入るビルから出るべく、エレベータに乗ったワケです。

あなご重を喰い終えた後の満たされきった胃袋を擦りながら、前日の長旅の疲労感を未だ引き摺る厄年マイボディに参りながら、エレベータのなかで一瞬ボ~ッとなりかけたKanotherでしたが、そんなモヤッとした脳内の霞をを吹き飛ばす或るプレートが、エレベータ内で眼に飛び込んできたんでした。

「すが井」の入るビルにひっそりと入居する、小さな居酒屋。エレベータ内の壁に、その名前はあったんでした。愚かな大人と書いて、大人愚。読みは当然、ダイニング。夜の料理屋やからね。疲労感に身を委ね、フッと気を抜きかけたその瞬間、Kanotherの眼前に現れたこの看板。「読みの国」はこんな風に「一瞬たりとも気を抜かせぬぞ」とでも言いたげな感じで、突然我々の前に姿を現すんである。

忘れた頃にやってくる「読みの国」。普段は意識せずとも、或いは敢えて見ないようにしていても、ふとある時に意識せざるを得ない存在。それが「読みの国」なんである。



刃冴美

2009年07月25日 12時19分00秒 | 読みの国
こないだの30年振りの宮崎入り。この宮崎入り時の昼エサは既報のようにチキン南蛮だったワケですが、「味のおぐら」でチキン南蛮を喰い終えたKanother、再び真夏の陽気のなかを宮崎駅方面へ戻るべく、店を出たワケです。

チキン南蛮を喰い終えた後の満たされきった胃袋を擦りながら、真夏の熱気と刺すような強い陽射しに南国を感じながら、まさに歩き出さんとしていたKanotherでしたが、そんな旅情を吹き飛ばす或る看板が、店をでてすぐに眼に飛び込んできたんでした。

「おぐら」の入り口に面した道の傍らに静かに佇む、小さな美容室。その扉のうえに、その名前はあったんでした。刃が冴えて美しいと書いて、刃冴美。読みは当然、ハサミ。美容室やからね。髪切りハサミからとった名前なんやろね。人気のメシ屋と道を挟んだ真向かいに、この看板。我々と「読みの国」とは、いつもこんな風に背中合わせに存在してるんである。

忘れた頃にやってくる「読みの国」。普段は意識せずとも、或いは敢えて見ないようにしていても、ふとある時に意識せざるを得ない存在。それが「読みの国」なんである。



まいる~夢

2009年06月17日 18時17分00秒 | 読みの国
こないだのでたん&フレンズによるヒロシマ遠征。この遠征時には既報のようにスタジオ25再訪を果たし、渋谷アピア・ラストライヴに向けた稽古を終えてズムスタへと向かったワケです。

スタジオ25からズムスタまでは、歩いて30分強ほど。その道々には広島のみならず、中・四国エリア屈指の繁華街である流川~薬研掘などを通るんですが、夜は華やかなこの街も、休日の昼下がりには通る人も少なく、ガラ~ンとしています。

でたん稽古後の今の我々的な空気と、広島の懐かしくもダルな空気とが綯い交ぜとなり、昔と今を同時に感じながら歩いていた我々でしたが、そんなおセンチな気分を吹き飛ばす或るテントが眼に飛び込んできたんでした。



道の傍らに静かに佇む、小さなスナック。休日の昼下がりなので当然、固く閉ざされたその扉の上に、このテントはあったんでした。"my room" の "m" にあたる部分に「夢」の字を当て、残りをひらがなにして「まいる~夢」。嗚呼、またもや夢。全ては、夢。我々と「読みの国」とは、いつもこんな風に背中合わせに存在してるんである。

忘れた頃にやってくる「読みの国」。普段は意識せずとも、或いは敢えて見ないようにしていても、ふとある時に意識せざるを得ない存在。それが「読みの国」なんである。

歌楽人

2009年04月26日 15時38分00秒 | 読みの国
昨日はでたんライヴだったわけですが、既にご案内のように渋谷アピアは移転が決定しており、当地でのでたんライヴは昨日を含めるとあと2回だったワケです。

でたん的渋谷での打ち上げは、16時半というスタート時間や、座敷があったりして欲しいってな我々的ニーズもあり、ここ2年ばかしは常に天狗でやってたんですが、碑文谷移転後の打ち上げ場は今のところ、未定。てことは、このお店での打ち上げも、もしかしてあと2回なんかもな~なんて思いながら入店したKanotherの目に、そんなおセンチな気分を吹き飛ばすある看板が飛び込んできたんでした。



天狗の入っている渋谷レンガビル。まさにそのビルに、この看板は出ていたんでした。歌を楽しむ人と書いて、からっと。嗚呼、我々と「読みの国」とは、いつもこんな風に背中合わせに存在してるんである。

忘れた頃にやってくる「読みの国」。普段は意識せずとも、或いは敢えて見ないようにしていても、ふとある時に意識せざるを得ない存在。それが「読みの国」なんである。