極一滴雫酒

今年最初の１本は近所の利き酒師オススメの「東力士 極一滴雫酒」。栃木県は那須烏山市、島崎酒造さんの一本でございます。

こちらのお酒、酒造期間のみに生産される限定酒なんだそうで、栃木県酵母を用い丹精込めて醸しあげたもろみを、酒袋と呼ばれる木綿状繊維の袋に一つ一つきっちりと詰め、袋吊りした生原酒なんだとか。

もろみを酒袋に入れ、圧力をかけずに自然の力でポタポタと滴れる自然落下させることで、もろみ内部の粒子を押しつぶさず、液化発酵したところのみが得られるので、大変きめ細かな香りの良い酒となるんだそうですよ。

そんな特別なお酒を、そう言えば一昨年は元日から揺れたよなあとか、そして昨年は大晦日に揺れたんだよなあとか、そんなことを思いながら、この一年が穏やかであることを祈りつつ、ジックリ味わいましたよ。

そんなワケで今年もまた１年、まだまだ気を引き締めて行かねばなと思った、元日のKanotherだったんでした。何はともあれ、皆さま今年も夜露詩句です。ヒック。