ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/08/03 「ヤング≒アダルト」

2014-08-03 00:00:00 | 日記
ヤング≒アダルト(2011年米)

メイビス・ゲイリー 作家(シャーリーズ・セロン)
バディ・スレイド メイビスの元彼(Aチームのリンチ)
マット メイビスの同級生。足が不自由
サンドラ マットの妹
ベス バディの妻
メイビスの母
メイビスの父

 都会で一人暮らしする小説家メイビスは、
元彼バディから赤ん坊の命名パーティに招かれ複雑な想いに。
意を決して、故郷である田舎町を訪問し、バディと再会する。
子持ちである事も気にせず、寄りを戻そうとするが、バディの方にその気はない。
その為、飲み屋で再会したかつてのいじめられっ子マットに協力を得る。
バディは妻ベスと親しそうで、何とか連れ出しても赤ん坊の世話を気にしている。
マットはメイビスが大人になっていないと指摘。
パーティに乗り込んだメイビスはマットを誘惑するが、僕には家庭があると拒否。
マットはメイビスを招く事に消極的だったが、
彼女が孤独だと感じたベスが誘う様に勧めたのだ。
屈辱感を感じたメイビスはパーティを飛び出し、
憧れの存在だと言ってくれるマットと抱き合う。
翌朝、ごく普通の幸せが見つからないと言うメイビスに、
彼女に憧れていたと言うマットの妹サンドラは、あなたは満ち足りた存在だと言う。
それで気がついたメイビスは、この町は最低だと都会に戻り、
自身をモデルにした小説を、彼女の人生はこれからだと締めくくるのだった。

 と言うわけで、シャーリーズ・セロンによるドラマ。
ラブコメかと言うと、そうでもない。
シャーリーズはぼちぼち売れた作家だが、今は人気も下降線。
都会で淋しく一人暮らしをしていたが、
故郷の元彼から、赤ちゃんが産まれたとメールが届く。
それを見た彼女は、自分も恋人を作ろうと言う発想ではなく、
妻子のいる元彼と寄りを戻せると確信し、故郷へ帰る事に。
シャーリーズはラブコメに時々登場する女王様キャラで、
いろんな事で成功したが、恋愛だけはうまく行かないと言うタイプ。
普通のラブコメなら、最後に自分の問題点に気付いて恋愛成就するはずだが、
そうはならない。
彼女は桁違いの勘違いぶり(そもそも自分の恋愛がうまく行かないと思ってない)で、
田舎町でも総スカンの完全アウェイ状態に。
そんな彼女を理解しているのは、ゲイだと思われてるオタクの同級生だけ。
最終的に彼とひっつくならラブコメ的だが、そうなる訳でもない。
彼女は自己チューと言うキャラを貫いて町を去る。結局何も変わらなかったのだ。
アダルトなのに発想がヤングなままの人の話って訳。
そういう設定も嫌いじゃないが、かゆい所に少しだけ手が届かなかった感はあります。
コメント
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