ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/08/31 「レポゼッション・メン」

2014-08-31 00:00:00 | 日記
レミー 回収屋(ジュード・ロウ)
ジェイク レミーの同僚(フォレスト・ウィテカー)
フランク・マーサー レミーの上司(リーヴ・シュレイバー)
ベス 廃墟にいた女

キャロル レミーの妻
ピーター レミーの息子

 近未来。ユニオン社による人工臓器移植が普及する。
レミーは回収屋レポマンと呼ばれ、
高額なローンが払えない者から臓器を回収する仕事をしていた。
妻は販売係を勧めるが、同僚ジェイクは反対する。
 ある時、回収しようとした相手から電気ショックを受けたレミーは、
自らも人工心臓を移植されてしまう。
回復したレミーは、支払いの為に回収をし続けなければならなくなる。
ジェイクに教えられ廃墟の町から大量回収する術を覚えるが、殺しをためらうように。
 レミーは記録を消そうとするが失敗し、廃墟で知り合ったベスと逃げる羽目に。
現れたジェイクは、レミーを販売係にしたくないので仕組んだと告白。
レミーは逃亡者の集落に逃げ込むが、決着をつける事を決意する。
本社に乗り込んだレミーとベスは、記録を消そうとするが、
臓器を直接スキャンする必要がある為、やむなく自ら腹を裂く。
弱る2人の前にジェイクが現れる。
彼は部屋を爆破し、臓器は回収した事にすると言う。
 レミー、ベス、そしてジェイクは南国に逃れて平和に過ごしていた。
それはバーチャルでの体験で、実際にはジェイクはレミーらの臓器を回収。
いい夢を見ているはずだと言うのだった。

 と言う訳で、ジュード・ロウ主演の近未来を舞台にしたSF。
人工臓器が当たり前になった社会で、
臓器の高額なローンが払えない人々から
臓器を回収する回収屋(レポマン)と言う商売が生まれる。
殺して臓器を持ち帰るより、可能な限り金を搾り取った方が儲かる気がするのだが、
そのあたりの企業の理屈はいまいちわからない。
ジュード・ロウは回収屋で、冷酷に回収の仕事をしていたが、
ある時事故で人工心臓を移植される。
自らもローンを負った為、以前にも増して回収の仕事をこなさなければならないのだが
冷酷な仕事が出来なくなり、結局延滞者として追われる身となる訳。
トータルリコールあたりを連想させる、短編のアイデアを膨らました感じの作品。
ちょっと痛そうなシーンが多いが、ジュードの無敵ぶりはなかなか面白い。
ラストは短編にありがちな感じの落ち。
コメント
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