6月15日
北西2m 波0.5m 中潮
帰りでの大きな由布岳は霧と雲のなかでした。
また来いっと言ってるような・・・。
先日より、大アジシーズンを書いてましたが東、関アジの抱卵アジは5月後半がピーク 。
お世話になってるタイタニックの船長は天候は別にして、確実に釣りを目的で潮加減で船を出す日が決まっており、晴れてベタ凪であろうと潮が釣りづらい状況であれば出航しません。
5月より調整したりシケで延期になったりと、やっと最終、抱卵シーズン最終近くで行けることとなった訳です。
霧で視界が悪い道中、高速の反射鏡が物凄く眩しく感じます。
ブルーオーシャン。
早朝4時半、おかみさんの朝食を頂きます。
いつも変わらない味、玉子焼き味噌汁、大好きです。
クジを引いて釣り座、左舷4番ど真ん中。
大分県の美濃漁港、タイタニック21号。
釣りポイントまで、今回2時間半は掛かるという。
目指すは四国沖、瀬戸内伊予灘。
寝不足でもベットでゆっくり寝れます。
帰りも同じ時間掛かるので運転される方はゆっくり出来るのでいいですね。
海はベタ凪、濃霧、オマケに雨まで・・・・
潮が枯れてるので極力、潮が走るところをポイントとして船長が探します。
ここで、左右横の方々とお話し、打ち解けたまではいいのだがこれが後に、釣果に左右されるとは。
なんと、関東からお越しの方々も。
潮上側からは、近くの同県からの年配の方。
船はアンカーを降ろし、マキエで寄せ釣りが基本。
ポイントに着きまずはツイストパールが最近、好調だという事なので活性探り。
広い船内、個人イケマまである船は九州でも少ない。
回りは皆、中通し竿。
俺だけガイド竿。
100号アンドンにサビキだけのシンプルスタイル。
しかし、アジ釣りの基本を知らないと釣れない。
入れて、いくら底釣りと言ってもそのままでは食わない。
まずはマキエ撒きからで1投目、皆入れ込みます。
底に付き、巻き餌を振り仕掛けを回収しようとするとラインから、ザーっと感触が伝わってきます。
1投からオマツリです。
気を取り直し、解いた仕掛けをまた入れます。
何故か、潮上の方とオマツリ。??
人が多いとかは間隔も問題ではないのですが、人の心情で潮下の方に徐々に竿先が向いてくるのです。
当然、オマツリしやすい環境だったのですが、何回も同じ方と絡んでしまうので仲良くしていた手前、言いにくくもあり俺が交わせばいいかと思っていましたが、まともに回収できる回数が殆んどがオマツリで上がってきます。
魚を掛けても、また糸が針に当り魚を外してしまうのです。
前半、全く魚を掛けても獲れず悪戦苦闘。
仕掛けも徐々にダメになり自作の回転型で変更することに。
枝が回れば少しは改善できるだろうかと思い使ってみたら・・・・
自作5-5-7、ハヤブサさんのピンクツイスト針にケイムラフラッシャー、ハリスに蛍光玉。
ハリスの長さと間隔は俺独自なもの。
これでやっと少しは上がって来る事ができました。
船長もこの光景を見ていて、フケはそう出してないのだが竿とリールに問題があるとの事。
中通しで抵抗がラインにでて、まして電動リールが昔のタイプで出すのもゆっくりしか出せず、潮が走ってると鉛が潮下まで流されてしまい、他の方とオマツリしてしまうとの事でした。
2~3人仕掛けを拾ってオマツリ。
何とか逃げ交わしながら少しずつ、取り込みます。
その年配の方もすまなそうにしてましたが、仕掛けが流されてしまうならば仕方ないので。
俺も交わしきれないのもあり、互いにワイワイ言いながら楽しんでました。
遠くまで来た分、延長は出来ず定時13時半に納竿予定。
そういいながらでも、丸々したマアジは40cm級を超え後半に差し掛かってました。
一回り小さいのも多数掛かってましたが抱卵したアジは型が揃ってました。
一日、雨が降る中での釣果。
帰ってみると日中でも大分は霧に包まれてました。
こういう釣りも楽しい、また来年の抱卵シーズンへ。
これから盆くらいまではアジ釣りは続きますが、型じゃなく数釣りメインになるそうです。
しかし、夏場の潮位は差がありすぎ、これまた潮加減の出船になるそうです。