2023年度の予算案が本日成立した。
総額114兆円は過去最高は元々高齢化進行に伴う社会保障関連の増大に加え防衛費の積み増しや昨今の物価高対策を考慮すれば当然の帰結と言っていいだろう。
コロナ禍対策も一時ほどではないにせよこれも後遺症が国家財政を揺さぶる。
緊急避難策とはいえゼロゼロ融資などは期限通り返済できる事業者なんているのだろうか、と思うほどだ。
残念なのは予算案の審議が十分だったかどうか、だ。
最近の国会を見ても総務省行政文書を巡る元総務相の責任問題や首相のウクライナ土産の是非論ばかりが目に付く。
決してこんなことばかりではないと思うが防衛費や子育て関連などについてついぞ納得できる内訳の説明は聞かれなかった。
やっぱり数字ありきなんだねぇ・・・。
舐められっぱなしの野党の責任も重大である。
仮にも「本国会のMVPは高市大臣だ」なんて言われているようではいけない。