中国の習近平氏が先日開かれた全人代で国家主席3期目に突入した。
しかしあの2900を超す投票総数にもかかわらず満票というのは全く驚くやら、恐ろしくなるやら・・・、本当に独裁国家なんだねぇ。
それでも今日行われた首相の選任投票では(投票母数は同じだったが)若干名の造反者がいた。
この違いはどう理解したらいいんだろうね?
それはそうとして中国外交トップの王毅氏はその時イランとサウジアラビアの間に立って国交回復の仲介を行っていた。
北京であれだけの大イベントを行っている最中というのに、独りで中東にて中国の存在感をアピールしていたのだ。
米国がちょっと気を許していたらすかさずその隙に入り込む・・・、なかなかのしたたかさではないか。
翻って我が国の外相はG20外相会議を欠席し(副大臣に任せて)、国会出席を優先していた。
なんだかねぇ、という感じである。
外交力という面ではハッキリ言って日本は中国に負けている。
首相や外相はどう抗弁するのだろうか。