大相撲春場所はなかなかドラマチックだった。
横綱、大関が早々に休場し関脇3人が交代で結びの一番を務めることになった。
あまりの変化にいささか心配したがそんな中で春場所を盛り上げたのが小兵力士翠富士の開幕10連勝だった。
「もしかしてこのまま行くのか」と期待を持たせたがその後の5連敗は悔しいだろうねぇ。
代わって優勝戦線に躍り出たのが小結大栄翔、千秋楽を単独トップで迎えたが楽日の対戦相手はなんと唯一優勝の可能性を残す新関脇の霧馬山だ。
その霧馬山が今度は本割り、優勝決定戦で立て続けに大栄翔を破り劇的な優勝の栄冠をものにした。
翠富士も大栄翔もそれぞれの持ち場で職責(?)を果たしたが最後には霧馬山が粘って粘って逆転した。
3者ともに「あっぱれ」だ。
この3人はおそらく5月の夏場所も盛り上げてくれるだろう。
そうそう、あの朝乃山も十両筆頭で準優勝(13勝2敗)だったから来場所は久しぶりに幕内で暴れそうだ。
相撲も楽しくないとねぇ・・・。(笑)