マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

鈴木法相の職員に対する「差し入れ」の大盤振舞いに思う

2025-02-22 22:11:33 | 政治
法務省の鈴木大臣が省内職員に対し月餅を差し入れに贈った、とかで結構な騒動になっている。(笑)
「差し入れ」といえばかって何人かの蔵相が予算編成時に徹夜続きの主計局に対し陣中見舞いの際に持参していたことを思い出す。
あの時は時期も対象者も極めて限定的で大臣も実際に執務現場を訪問した折の手土産として、ということだから「差し入れ」という言葉に何ら不自然さはなかった。
しかし今回の場合は対象者が省内全員でしかも大臣が各職場を訪問して直接労ったわけでもないので「差し入れ」という言葉を使うのはいささか違和感がある。
まして法相自身が関東圏を選挙地盤として小選挙区では落選、比例復活でようやく議員の座に留まったということであれば公職選挙法絡みの疑いが浮上するのも無理はない。
鈴木法相は「あくまであれは差し入れであった」と強弁しているようだが仰せの通りに受け取る向きは少ないだろう。
ことは石破首相の口頭注意だけで落着するかもしれないが次回の選挙を考えたら鈴木法相は得るものより失った方が多かったに違いない。
コメント
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