マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

石原慎太郎の豪快な生き方に思う

2022-02-04 18:11:26 | 日記
作家であり政治家でもあった石原慎太郎氏が逝った。
氏が社会にデビューしたのはやはり「太陽の季節」での芥川賞受賞と言っていいだろう。
残念ながら筆者は当時リアルでの印象はない。
しかしあの受賞作を後から読んで相当なセンセーションを呼んだのではないかと思ったものだ。
その後氏は政治の世界にも進出したのだが全国区で300万票超の得票は決して知名度だけによるものではなくあふれ出る行動力を期待してのことだったろう。
ただ彼の本領は自民党時代ではなく東京都知事時代により顕著に表れた。
都知事はなんといっても1国1城の主である、しかも日本最大のね。
10数年の在職の間その権力を欲しいままに行使した。
中には(都心の)カラス追放のような手柄もあったし(笑)、新銀行東京破綻のような失政もあった。
海外出張の際の豪遊ぶりも話題になったが歯牙にもかけなかった。
記者会見では何度記者たちを怒鳴りつけたことか。(笑)
振り返ってみると彼ほど思う存分己の信じるまま自由奔放に生きた人間はそうはいない。
昨今流行りの「忖度」とも無縁である。
なかなか得難い一人の政治家がアッという間に去ってしまった。 合掌

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