マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

ホンダ・日産の経営統合は奏功するか?

2024-12-19 09:29:02 | 経済
自動車産業大手のホンダと日産が経営統合に向けて一歩踏み出した。
筆者が若かりし頃日本の自動車産業はトヨタ、日産の2強時代だった。
ある日突然トヨタが「グローバル10計画」なるものを打ち出した。
このプランの骨子は世界シェア10%を目指すというものだったが当時のトヨタの世界シェアはたしか5~6%だったと記憶している。
それが、あれよ、あれよという間に目標シェアを突破しっ界一の座の躍り出たのは周知のとおりである。
その一方で日産は徐々にシェアを落とし後続のホンダ、マツダ、三菱など2位集団の1社に迷い込んでしまった。
この間ライバル2社の間にどんな経営戦略の違いがあったんだろうねぇ?
それはさておき今後ホンダ・日産連合はどんな道を歩むことになるんだろうか。
筆者は以前もこのブログで取り上げたがEV化(自動化を含む)への取り組みがカギを握るのではないかと考えている。
問題はトータル生産台数の多寡ではない。
要はEV化、運転自動化の生産技術完成度なのだ。
生産台数がこの2社よりはるかに少ないBYD に危機感はないし生産台数世界第2位のVWがEV化の立ち遅れでトップの責任問題になっているのもこの証左だだろう。
とにかくエンジン車とEV車は全く別物と考えた方がいい。
自動車市場はいま大きく変わろうとして事を忘れてはいけない。
トヨタだって明日どうなるか? 「神のみぞ知る」だからね。

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