このところ自民党の政治資金問題の話題で世間はもちきりだ。
こんな中「よく政治にはカネがかかるのだ」という言い分を耳にする。
本当にそうだろうか?
法定の予算では3人分の秘書しか雇えないが今事務所には合計10人居る、という。
それは多くの陳情受付や地元の各種行事、冠婚葬祭などに顔を出しているからではないのか。
事務所だっていくら選挙区が広範囲に跨ろうと何か所も要らないと思う。
インターネットを使えば情報交換に距離は存在しない。
今どき政治に参加したい有権者でインターネットが使えない輩は極めて少ないはずだしこれからはさらに減っていく。
広報ビラだって代わりに自身のホームページをもっと活用したらいい。
それに選挙区の広狭はライバル候補者にとっても同条件でしょう。
結局「政治にカネがかかる」、というよりも「(政治に)自らがカネをかけている」のである。
それも多くの票を集めたいためだけに、ね。
大半の有権者は「法定の予算内で政治活動をしてほしい」と考えているのだ。
旧文書交通費すら削減して欲しいと思っている。
繰返しになるが政治にカネをかけようと思えばいくらでもかけられる。
「どうしてももっと要る」ということならその内容を明らかにしてもっと議論したらいいと思う。
裏金作り議員の厳罰化については大賛成である、この際一掃してもいいくらいのものだ。
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