中国の偵察気球を巡って米国内が騒々しい。
バイデン政権は例の偵察気球について大西洋に出た時点で撃墜したのだが米国議会は与野党ともバイデン大統領の優柔不断を非難しているのだ。
以前このブログでも記したがバイデン大統領は何故あの偵察気球を領空侵犯を認識した時点で「拿捕」しなかったのだろうか。
バイデン大統領(いや政権幹部だったか?)は「米国内で撃墜すれば地上の住民に被害が及ぶかもしれない」とその理由を述べていたがこれは単なる言い訳に過ぎない。
今の軍事技術をもってすればたとえ高度1.8万米といえども気球を地上まで強制誘導するのは訳ないことだと思う。
ここでキチンと搭載機器を分析し公開すれば気球の飛行目的が明らかになり世界中が納得するのに…とつい思ってしまうのだ。
米国は対中外交の絶好のカードを逸してしまったがまだ放棄すべきではない。
今後も気球の残骸を収集・分析して粘り強く交渉することが米国自身のためでもあり西側諸国全体のためでもある。
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