何気なく新聞をめくっていたらつい「中小企業の賃上げ横ばいどまり」という見出しが目に入った。
まだ今年の春闘も決着していないのにねぇ。
去年と横ばいということは賃上げ率でいえば2%弱になるらしい。
これでは昨今の首相が主張しているインフレを凌駕する賃上げは無理だろう。
大企業の世界では一部に景気のいい話が乱れ飛ぶ。
ユニクロもそうだし、サントリーも三井住友銀行もそうだ。
大企業が全て大幅アップということはないかもしれないが経営者層の意気込みは総じて高い。
どうも今回の春闘で大企業・中小企業間の賃金格差は一層広がりそうだし特に中小企業の現在に見通しでは消費者物価の高騰にも追いつけないかもしれない。
産業の規模別以外にも正規・非正規間の賃金格差も厳然と存在する。
為政者たちはこの現実にどう対処するのか。
日本の行く末が思いやられる。
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