青森県八戸市の製造した駅弁が食中毒事故を引き起こし結構な騒ぎになっている。
食中毒と言えば中小零細の仕出し業者などで発生するのは時々耳にするが比較的管理が行き届いている(と思われる)駅弁で発生するのはあまり記憶にない。
元々駅弁というものはその名が示すようにそれぞれの最寄り駅で限定的に売られていたものだろう。
それがいつの間にか食文化の広がりや情報化社会の中で全国に販路が拡大している。
加えて昨今のグルメブームで鮮度をアピールする食材、提供法が多用されるようになった。
結局気が付かないうちに駅弁でも食中毒発生リスクが高まっていたのだ。
ただ今回のケースでは駅弁業者は米飯製造を県外の企業に委託していたこと、その米飯に付着していた菌が増殖していたことが(食中毒の)原因ではないか、というようなコメントを残していた。
どうも食中毒の原因はウニやイクラといった生ものではなく米飯にあったようだ。
ここは当該駅弁業者が委託先の管理を含めた原因究明と説明責任を果たすべき時だ。
でなければいつまで経っても営業再開は望めないと思う。
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