このところ自民党の綱紀が緩んでいる事例が目に付く。
それも男女問わず、幹部・中堅問わず、中央・地方問わず組織全般にわたる。
やっぱり安倍一強時代が長く続きその間、野党弱小化も進み自民党は慢心、気に緩みが顕著になったんだねぇ。
筆者はもう1つ現総裁たる首相の不祥事に対する反省無き態度も大きな理由ではないかと考えている。
親族が首相公邸で忘年会を繰り広げても「あれは公邸内の私的スペースだから問題ない」と言い逃れる。
公邸は基本的に全体がパブリック・スペースだろう。(笑)
22年に行った数回の政治資金パーティは「勉強会」だったと強弁する。
だったら岸田派派閥パーティとどこが違うのだ?
そうそう地元有志が主宰した首相就任祝賀会は収益金の3百万円は懐に入れながら知らんふりだから恐れ入る。
こんな組織リーダーのビヘイビアを見ていたら末端の綱紀は緩むのも当然だ。
和歌山県連青年局主催の破廉恥パーティは「多様性の重要性をアピールするもの」だって・・・? その言い訳も全く意味不明である。
東京から押しかけた党の青年局長は「地元のおもてなしゆえ断れなかった」とか・・・もう何をか言わんや、だ。
首相がいくら「説明責任を果せ」と言ってもそもそも自分が果たしていないのだから構成員は誰も聞かない。
そろそろ例の裏金疑惑対象者の党内処分を発表しなければいけないのだが首尾よく事が運ぶのかねぇ・・・。
ここまで緩み切った綱紀を立て直すのは容易なことではないぜ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます