先週半ばのことだが地味ながら全国紙の全面広告が目に入った。
スポンサーはレオパレス21、数年前の膨大な数のアパート違法建築で世間の非難を一身に浴びた企業である。
事件の発覚後、同社は改修工事に追われ会社の業績は一気に赤字転落した。
その後メディアにも登場することなく「どうなってしまったのかねぇ?」と思っていた矢先の今回の全面広告だ。
広告の中身は同社が新たに始める学生向けの奨学制度について、である。
とすると例の改修工事はひとまず目途がついたのだろうか。
当該奨学制度は在学期間中物件を無償提供するもので補助金は返済不要だという。
規模や詳細をチェックしたわけではないが試みそのものは素晴らしい。
これで同社は過去の汚名を挽回し再生を果せればそれはそれでいいことだ。
ふと思ったのはビッグモーター社の今後である。
このレオパレス21の動きは一つのヒントになる。
そのためにもビッグモーター社は自律的に再生を道を描き歩み始める必要がある。
そのためにも創業者一族の呪縛から決別することは必須だろう。
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