マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

首相の総裁選不出馬に思う

2021-09-03 12:01:36 | 政治
首相が本日開かれた役員会で総裁選不出馬を伝えたということだ。
全く今までの悪あがきは何だったんだという感じである。
結局いくつかの奇策を含め「万策尽きた」ということだろう。
本日午後のぶら下がりで「コロナ対策に専念したいため」と総裁選不出馬の理由を述べていたがこれも無論本心ではないだろう。
本当にコロナ対策を突き詰めていくにはそれなりのポジション、ポストが必要だからね・・・。
最後の最後まで言い訳に終始していたことは本当に見苦しい、潔さなど微塵もないんだねえぇ。
首相が支持を失った背景は何も昨日、今日に始まったわけではなくGoToトラベルの拙速さや学術会議メンバーの任免、東京オリパラの強行開催など長年の失政の積み重ねなのだ。
「流れを読み誤り続けた権力亡者」の末路は哀れというよりほかない。
「国民のために働く」という党ポスターが泣いている。
新総裁にはこのコピーをしっかり受け止めてほしいと思う。
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遠くて遠い国アフガニスタンに思う

2021-09-02 11:08:30 | 日記
筆者がアフガニスタンという国を認識するようになったのは1979年のソ連による武力侵攻がきっかけだった。
あの時はたまたま年末年始を利用して海外旅行をしておりあのニュースを耳にしたのはギリシャのアテネだったことをいまだによく覚えている。
それはともかくとしてソ連はその後10年ほどして意を果たすことなく静かに撤収していった。
それでアフガニスタンの平和が訪れたかと言えば、そうではなかった。
対外的にはあまり目立たなかったのだが実は内戦を繰り返していたのである。
そうこうしているうちに大変な事件が起こった。
2001年のNY同時テロ、数千人もの米国人や当該オフィス勤務者が犠牲となった。
そしてその首謀者をアフガニスタンが匿ったことから米国を敵に回すことになったのだ。
その米国も結局思い通りの国家や政治体制の構築を見届けることなくこのアフガニスタンから完全撤退することになった。
アフガニスタンという国はつくづく分からない国である。
他国からの侵略は許さない。
かといって自国内で1つにまとまっているかと思えばそうではない。
今もタリバンとイスラム国が同じイスラム原理主義を掲げながら戦火を交えている。
北朝鮮を「近くて遠い国」だとするならアフガニスタンはまさに「遠くてもっと遠い国」なのである。
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政治の一寸先は闇だ(その2)

2021-09-01 10:56:43 | 政治
まさか同じタイトルで続編を書くとは思わなかった。
というのも今日の朝刊で「政調会長交代へ」の見出しを見つけたからだ。
たしか政調会長は首相から「もし総裁選に出るのなら政調会長職は辞任してからね」と脅かされ(笑)、総裁選出馬は見送ったはずなのに・・・。
せっかく言うことを聴いたのにこれでは約束が違うではないか(と言いたくなるねぇ)。
昨日の繰り返しになるが政治の世界は一寸先も闇である。
それにしてもこれほど総裁選の直前に党の役員人事実施など何か意義があるのだろうか。
総裁選を有利に進めるための奇策などは弄するべきではないだろう。
むろん解散総選挙もだ。
この際人事権の行使という怪しい欲望は抑制し両選挙とも任期満了時期に合わせて粛々と行っていけばいい。

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