マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

自民党の「党風一新の会」発足に思う

2021-09-11 16:24:49 | 政治
自民党の若手議員が中心になって派閥横断の「党風一新の会」が発足した。
設立総会がオンラインというのもユニークだがとにかく90名が参加したというから最大派閥に匹敵するではないか。
まさかこの会が誰か特定の候補者を支援することはないだろう(笑)がこれだけ集まれば本当に党風一新が実現しそうである。
すでにいくつかの派閥は自由投票を決めているようだから大きな流れは出来ている。
さしあたっての仕事はすべての派閥での自由投票をしやすい環境づくりだと思うがむしろ大事なことはこれを今回だけ、今年だけのムーブメントに終わらせることなく組織風土として定着させることだ。
もしもこんな自民党が生まれればどんなに清々しい自由闊達な政党になるだろうか、と思うと浮き浮きしてくる。
ただ間違っても政策面まで立ち入ってはいけない。
議員諸兄が政策勉強会や議連を立ち上げるのを妨げてもいけない(グループとして何らかの拘束を義務付けない限り)。
そうそう、あらゆる改革には反対勢力も居るからそれなりの高等戦術が必要になるかもしれないねぇ。



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政府のコロナ対策に関わる行動緩和策検討に思う

2021-09-10 10:51:08 | 政治
政府がコロナウィルス対策として今秋をめどに行動制限の緩和を考えているとのことだ。
接種証明や検査の陰性証明書などがあれば緊急事態宣言が出ている地域であっても飲食店での酒類提供やイベント開催を容認していく内容なのだがこれには一抹の不安を持っている。
去年のことだが政府は経済振興策として「Go To トラベル」キャンペーンを準備していた。
この企画はあくまでもコロナウイルスの感染が終息後という前提が置かれていたのだがいつのまにかウヤムヤのうちにスタートしていたように思う。
その後も「移動そのものは感染拡大に無関係」との強弁を繰り返していたのだが最終的には感染拡大の流れに抗しきれず中断したのである。
今回も妙に「10月から11月を念頭に」と開始時期ばかりが喧伝されているが経済対策だけが優先され感染防止や医療負荷が軽視されることはないのか、いささか気にかかる。
先日の退任記者会見で首相は「医療体制を確保できなかったこと」を唯一の反省点として指摘していたが医療体制は確保は首相にとっても「言うは易く行うは難し」なのだ。
コロナ対策としてはあくまでも「感染防止」が先にあって、「医療体制の充実」は補完的、二次的であると考えた方がいい。
昨年の過ちを繰り返してはならないと思うのである。
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立憲の「政権を獲った場合に速やかに取り組む7項目の重点施策」に思う

2021-09-08 20:52:27 | 政治
立憲民主党が政権を獲った場合に速やかに取り組む7項目の重点政策なるものを発表した。
やけに長たらしい、また「獲らぬ狸の皮算用」ではないかという気がしないでもないが、この際多少のアンビションも許容されるだろう。(笑)
それはともかくとしてこの7項目には思うところがいくつかあった。
7項目のうち4項目目以降すなわち学術会議メンバー任免問題、スリランカ女性死亡事故真相解明、赤木ファイルの開示、モリカケ問題再調査はいずれも前の3項目に比べると事の大小という点であまりのも差がありすぎる。
これらを並列に扱うことに違和感を感じてしまう。
自民党にパンチを食わせたい気持ちは分からないでもないが「相変わらずのアラ探し政党」などという印象を与えるのは決して得策ではない。
どうしても言いたいのであれば4項目目を「その他」と代えてその中身を例示的に並べればいいのではないか、と思う。
メジャーなテーマとマイナーなテーマをごっちゃに扱わない方がいいだろう。
さかのぼって2項目目のコロナ対策の司令塔設置問題だがもう少し現政権との違いが分かるような提示が欲しい。
1,3項目目の予算関連も目玉や方向性くらいは明らかにしないとアピールにはならないのではないか。
政権が代わると何がどう変わるのか、そのイメージさえ出てこなければ意味がない、と思うのである。
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昨夜の巨人×阪神戦に思う

2021-09-06 10:44:27 | スポーツ
昨日の巨人×阪神戦はなかなか見応えがあった。
阪神2勝の後で迎えた3戦目だったが昨日は巨人があっさり先行していた。
中盤の中押しで6対0と巨人がリードを広げた時には巨人の雪辱を疑う者はほとんどいなかったはずだ。
ところが、ところが、思わぬところでエラーが続くとピッチャーをいくら継ぎ込んでも失点は止まらない。
7回を終わった時点でスコアボードは6対6に変わっていた。
結局試合は巨人が最終回1死2塁のピンチを何とか抑えきって引き分けに持ち込んだのだが後半は両チームともヒヤヒヤ、ドキドキ、最後まで引き締まった面白いゲームになった。
巨人にとっては監督が認めていたように攻守の要・坂本を早々に引っ込めたことが誤算になった。
結果的に1つ、2つのエラーで内野陣が浮足立ってしまい、おまけにその後の攻撃力も弱体化してしまったのだ。
つくづく「油断は禁物」という金言を思い起こさせてくれた試合だったねぇ。
この3連戦でセ・リーグの優勝争いは一段とヒートしてきた。
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首相の総裁選辞退とその後の対応に思う

2021-09-04 14:04:43 | 政治
昨日の首相の総裁選辞退発言以降日本中が虚脱状態のようである。
しかしコロナとの戦いに休戦はない。
こうしているうちにもワクチンは接種しなければいけないしコロナ患者に対する治療、経過観察は続けなければいけない。
特に自宅療養者についてはケアする側の手が足らないようだから現場は大変だ。
ところで昨日の首相の記者団への説明はわずか1分50秒で記者からの問いかけには一切応えなかった。
来週にはキチンと時間をとって説明してくれるんだろうね・・・。
首相は「国民の皆さんの命と暮らしを守る首相の責務として新型コロナの感染防止に専念したい」と発言していたがあれはいつまでのことなのだろうか?
9月30日の首相在任中までのことなのか、それともその後の国会議員在職中を通して、ということなのだろうか?
もう1つ、「専念してやりとげたい」ともおっしゃっているが達成目標は何でいつまでにどのレベルまで、ということなのか?
例えば新規感染者数なのか、病床逼迫率なのか、重症患者数なのか、・・・、何でもいいのだが具体的に目標を示してほしい。
首相はとかく在職中に具体的な数値目標を明らかにすることはなかったように記憶している。
せめて最後の最後には国民の要望を聞き入れてご奉公願いたいと思うものである。



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