マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

交通事故高齢加害者の控訴断念に思う

2021-09-18 09:34:57 | 社会問題
池袋で死傷事故を引き起こし禁錮刑の判決を受けていた高齢の元官僚が控訴を断念し実刑が確定した。
本人はまだ自らの過失を認めていなかったため控訴することも予想されていたが被害者遺族の願いが通じたのか、控訴を見送ったため5年間の収監が決まった。
被告の決断はそれなりに重いものだったと思うが結果的に被害者遺族に寄り添ったものでよかったと思う。
これで遺族の気持ちは少しは楽になるのではないか。
もう1つ被告が上級国民(この言い方もちょっと気になるが)だったため特別扱いされるのではないかという疑念が払しょくされたこともよかった。
とにかく法の前では全ての国民は平等であるべきである。
さらにもう1つ高齢者だからといって特別扱いされることもなかった。
高齢者であろうとなかろうと「悪いことは悪い」のである。
この判決と控訴断念を機に高齢者ドライバーが改めて交通事故の怖さや残酷さを認識し自らの肉体的衰えを運転免許返上につなげていってほしいものだ。
コメント
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