マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

放送法の政治的公平性に関する省内文書真偽騒動に思う

2023-03-08 11:15:53 | プロ野球

野党議員が提示していた放送法の政治的公平に関する総務省内文書について現職の総務相が全て行政文書であることを認めた。

総務相は「内容については引き続き精査する」と含みを持たせたが当時の総務相だった高市経済安保相にとっては大きな痛手ではないだろうか。

というのも経済安保相は「(この文書の内容が事実であれば議員辞職も)結構だ」と強気の回答をしていたからねぇ。

氏の主張通り文書の内容が事実とは異なる内容に改ざんされていたとすればそれはそれで問題である。

つまりこの文書が事実であっても改ざんされていたにせよ、いずれにしても当時の総務相の責任は免れないのだ。

それにしてもかっての安倍首相は解釈変更がお好きだったんだねぇ。

「集団的自衛権」といい、「日銀の政府子会社扱い」といい、この放送法上の政治的公平性解釈といい・・・。

つい「この世をば我が世とぞ思う望月の・・・」とか言う藤原道長の和歌を思い出してしまう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「NYでリアル書店復活」ニュースに思う

2023-03-06 22:12:59 | 世相

今日日経紙を見ていたら興味深いニュースが目に付いた。

何とNY でリアル書店の人気が復活し、店舗数が急増しているということだ。

ついでに「バーンズ&ノーブル」という米国最大のリアル書店チェーンの名前も久しぶりに接することが出来た。

まだ生き残っていたんだねぇ。(笑)

ネット販売の巨人であるアマゾンが最初に事業に着手した分野が書籍の小売りであった。

そしてアマゾンの伸長と反比例して急速に衰退していったのがリアル書店だったのだ。

それがこのコロナ下での読書ブームでリアル書店が急増ってねぇ・・・?

在宅勤務が増えて書籍を求めるというのは分からないでもないがネットでリアル書籍を買うのではなくリアル店舗でリアル書籍を求める習慣が復活したということか・・・。

人間は常に効率一辺倒ではなく意外と無駄も楽しみたいのかもしれない。

私が時々利用しているリアル書店は併設カフェで新刊書籍の試読することが可能である。

やっぱり人生、「遊び」「ゆとり」もなくっちゃあね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京駅八重洲口の反攻が始まる

2023-03-05 20:07:26 | 経済

東京の玄関口と言えばまず東京駅が脳裏に浮かぶが丸の内側と八重洲側では随分イメージが異なる。

丸の内側は丸ビル、新丸ビルの建替えなどの再開発が進み皇居という借景(?)もあってなかなかのアピアランスである。

東京駅駅舎のリニューアルも花を添えている。

それに比べると八重洲側は地下街など集客施設の充実はあるもののどこか旧態依然、地方の都心イメーシが拭い切れなかった。

ところがいよいよ八重洲側の反攻が始まる。

この10日、東京ミッドタウン八重洲が全面開業し多様なオフィスや高級ホテル、長距離バスターミナルなどが稼働するのだ。

この東京ミッドタウン八重洲を皮切りに幾つかの地域再開発プロジェクトが目白押しだから今後八重洲一帯は大きく変貌するに違いない。

特にバスターミナルは2028年時点であの新宿バスターミナルの乗り場を凌駕するというから東京駅と相まって足回りも強いエリアになる。

東京の地域間競争は留まるところを知らないねぇ、全く。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスクあれこれ

2023-03-04 11:46:52 | コロナ禍

コンビニ最大手のセブンイレブンが13日から客のマスク着用を任意とし必ずしも義務付けない方針を公表した。

コロナ禍甚だしき頃マスクをつけ忘れて外出しマスクを買おうとコンビニを訪れた際に眼に入った「マスク着用お願い」の張り紙につい恐れをなした記憶がよみがえった。(笑)

そういえばテーマパーク大手のUSJも同様の措置を発表していた。

時代は変わったんだねぇ。

化粧品を手掛けるコーセーは3日の株価が一時前日比4.2%高の15830円まで上昇し5か月ぶりの高値となった。

マスク着用義務からの解放がこんなに需要増期待につながるんだねぇ。

一方で明治はガムの主力製品である「キシリッシュ」を販売終了とする。

こちらはマスクでガムの需要が減ったうえマスク非着用になっても需要は戻らないと判断したんだねぇ。

全くマスクだけでも悲喜こもごもである。

多くの事業者(とりわけ中小規模事業者)が活躍できるような場が思い切り復活、拡大すればいいのだが・・・。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意見の割れる自民党に思う

2023-03-03 17:51:48 | 政治

このところ自民党の政策論議や政治判断に党内の意見が分かれることが多い。

例えば児童手当に関する取得制限の是非論だ。

火をつけたのが党ナンバー2の幹事長である。

元々自民党は所得制限前提の立場だったが幹事長がいきなり制限撤廃をぶち上げた。

これに対し党の政策立案に与る政調会長は「撤廃に伴う財源があるのなら若い新婚家庭の住環境を改善すべき」などと言い始めている。

さて外相のG20 外相会議欠席も波紋を呼んでいる。

首相は「総合的に判断し外相には国会を優先してもらった」と説明していたが麻生副総裁などは「外交を優先すべき」などと疑問を呈している。

世耕参院幹事長は「国会の慣例も重要」として首相や外相の肩を持っていたが自民党内では意外と少数派かもしれない。

そういえば防衛費増額に伴う増税論もあったねぇ。

しかしこれらの不調和が野党に利していると必ずしも言いきれないのが現下の政治情勢だ。

大きな波風にはなっていない、・・・野党も弱いからねぇ。

そうそう、首相が近くG20 の議長国だったインドを訪問するという。

そこで先般の外相欠席の非礼を穴埋め(=詫びる)をするとしたらちょっと高くついたねぇ。(笑)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする