ギョロ目のアマンダが(@0@)
いままでで一番可愛く見えました。
いままで、で……(笑)
映画「ジュリエットからの手紙」72点★★★☆
記者志望のソフィ(アマンダ・セイフライド)は
プレ・ハネムーンで
ロミオとジュリエットの舞台、
イタリア・ヴェローナを訪れる。
ソフィは
「ジュリエットの家」という観光名所に行き、
そこに人々が
恋の悩みを書いた手紙を置いていくこと、
そしてその手紙すべてに返事を書く
ボランティアのような女性たちがいることを知る。
興味を持ったソフィは
彼女たちに混じって
手紙に返事を書いてみる。
数日後。
なんと手紙を読んだ
初老の女性クレア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)が
ヴェローナにやってきた。
「50年前に別れた彼氏を探したい」というクレアを
ソフィは手伝うことになり――?
甘そう、と思ってなめてかかると
意外にうまい運びに驚くと思います。
実際に
ジュリエットへの手紙に返事を書く人々がいる、という
ノンフィクション題材がおもしろいし、
ヒロインが雑誌の
ライター志望の調査員、という設定も
「人探しにぴったりじゃん」というだけでなく
その筆力がちゃんとオチに結びついたり、
そもそも彼女に婚約者がいるっていうのも
ある意味“障害”だったり、と
かなり計算をつくして
上手にまとめてあるんですねえ。
また老婦人の探す相手が
イタリア男ってのもポイントで
行く先々で
「僕じゃないけど、僕じゃダメかい?」的になったり、
そこんちの奥さんに
「ああ、こんなダメ亭主連れてっていいよ!」とか(笑)
笑える。
まあ、多分に都合のよい展開も
あるんですが、
「ま、映画なんだから」と
ホッと笑える具合で、よかったです。
それにやっぱりイタリア、
景色もいいけど
ワインの出てくるシーンが多くて楽しい!
(結局、それかよ。笑)
これはデートにすすめられますが
母娘で見るのもよさそうです。
ぜひ。
★5/14からBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラスト有楽町ほか全国で公開。
「ジュリエットからの手紙」公式サイト