ああ、この試合、リアルタイムで見ましたよ!
「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」69点★★★★
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1980年。
世界ランク1位のテニスプレイヤー
ビヨン・ボルグ(スベリル・グドナソン)は
まもなく始まるウィンブルドンに向け、最大のプレッシャーと闘っていた。
すでに大会4連覇を成し遂げている彼に
ライバルが現れたのだ。
それは、世界ランキング2位のジョン・マッケンロー(シャイア・ラブーフ)。
試合中にすぐ激高し、審判に食ってかかる彼は
「悪童」と呼ばれ、メディアからもバッシングを受けていた。
試合に向けて、ボルグは自分と向き合い、
これまでのテニス人生を振り返る。
そして、
まったくタイプの違う二人の
運命の闘いが、ついに幕を開けた――!
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1980年、ウィンブルドンで対決した
ボルグVSマッケンローを描く。
北欧の王子様キャラ、ボルグと、アメリカのやんちゃ悪童マッケンロー。
漫画のようにキャラ立ちしたライバル図は
まさに映画ネタにうってつけ。
演じる二人も、まあ見事に再現してます。
ワシ、けっこうテニス見るのが好きだったので
この二人は知ってましたが、
二人が熱演する、タイブレークのシーンで思い出した。
「これ、リアルタイムで見てたわ!」(笑)
うわあ、番長、小学生時代の記憶蘇った!
そのくらい強烈に印象的な試合だったんですねえ。
冷静沈着なボルグが、昔は激情型だったとか、
へぇ、と思うこともあり、
ボルグのコーチ役のステラン・スカルスガルドも、熱く、渋い。
ただ
映画は追われる側である、王者ボルグの心理が主で、
クライマックスの試合までは、心と心の対決。
なので、中盤やや眠くもなるんですが
やっぱり最後の対決シーンは見応えあり。
良きライバルの存在が、自分自身を見つけるカギになる。
いい関係。うらやましいです。
★8/31(金)から全国で公開。