予想以上におもしろい!
だけど、この邦題、魅力に欠けるよねえ…(苦笑)
「500ページの夢の束」71点★★★★
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自閉症のウェンディ(ダコタ・ファニング)は
自立支援ホームで暮らしている。
ソーシャルワーカーのスコッティ(トニ・コレット)の指導を受けながら
日々を順調にこなし、
シナボンでバイトするまでになった。
さらに大好きな「スター・トレック」の脚本コンテストに応募すべく、物語を書いていた。
だが、ある出来事から、郵送での〆切りに間に合わなくなってしまう。
一度は絶望したものの、諦めきれないウェンディは
〆切りに間に合うように、直接、脚本を持ち込むことに!
500ページの大長編を抱えて
彼女の冒険が始まった!
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「JUNO/ジュノ」製作者×ダコタ・ファニング主演。
ダコタ・ファニング、なんか久しぶりだし!(笑)
しかも主人公が困難を抱えており、支援ホームに暮らしてるとは!と、
けっこう意外で、なかなか惹き込まれました。
スター・トレックヲタで自閉症、
決まったルール内でのみ平常心を保てる主人公が
脚本コンテストに応募するため
オークランドから、ロスにあるパラマウントピクチャーズを目指して、
単身(チワワ付き)、旅に出る。
彼女にとっては大冒険。
しかも「行く先々でいい人に出会い・・・・・・」なんて安易な予想を裏切り
その道のりはまったく甘くない!
ハラハラするけど、その困難さがピリ辛風味となって
いい味を残すんですねえ。
最後の最後、スタートレック好きの警官の機転と
交流に笑いました。
スターを主演に、この題材。
とっても意味があるし、予想以上にいい映画。
邦題がパッとしないのが残念ですが(ごめん!苦笑)。
ダマされたと思って観ると
拾いモノだと思います!
★9/7(金)から新宿ピカデリーほか、全国で公開。