アネット・ベニングがチャーミング!
「リヴァプール、最後の恋」70点★★★★
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1981年。イギリス。
青年ピーター(ジェイミー・ベル)のもとに
かつての恋人でハリウッド大女優のグロリア・グレアム(アネット・ベニング)が
倒れたという知らせが来る。
二人が出会ったのは数年前。
モノクロ時代の映画スターであり、アカデミー賞助演女優賞を受賞したグロリアと
駆け出しの若手舞台俳優だったピーター。
親子ほども年の離れたふたりは
どうやって出会い、恋におちたのか。
甘い日々が、ふたりの脳裏に蘇る・・・・・・。
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往年の大女優と青年、
歳の差30歳以上(!)のロマンス。
オバサンには夢のようなメロドラマではあるけれど
なんと実話が基。
そりゃ心強いというか、いいね!(笑)
舞台となるのは1979年から81年あたりなので
ふたりがデートで映画「エイリアン」を観に行ったりとか、
流れる音楽にも
世代が近く、懐かしさがありました。
なによりアネット・ベニングが、まーあチャーミング。
最初こそ「え?ありなん?」と思ったけど
実際、若作り、とかではない素直な可愛らしさがあり
歳下くんとの恋を納得させてくれました。
彼の両親にも、彼女がすごく気に入られてる、っていう状況も
あったかくてよかったな。
さらにラスト、本人の映像が流れ
アネット・ベニングがその声や様子を
かなりうまく寄せていることがわかりました。
「リトル・ダンサー」(00年)のジェイミー・ベルも
いい青年になったよなあ。
★3/30(土)から新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかで公開。
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