新人農家

2007年3月農業大学校を卒業。
いよいよ農業を始めます。
農業のこと、食のこと、趣味のこと等々、発信していきます。

比企地域農業経営現地研修

2010-01-10 06:21:39 | 農業のいろいろ
8日、研修会に参加してきました。

昨年行った担い手サミットの協力者にも各現地を見てもらうという趣向。

参加者は僕のように現地で案内された方や、市町村の職員、地域指導農家さん、JA等々。

ということで、またまた僕の畑を見学されていきました。

女性の方も多く、奥様はいますか?なんて質問もされたり、JAからは農業機械はどうされましたか?って質問されました。
ハッキリとJAに行ってお願いしましたが、音沙汰ありませんでしたって答えたら失礼しましたと言われました。ハハハ・・・。

朝一で僕の畑を見て、その後は川島のいちじく農家さん。



今、川島町で産地化を目指しているようです。
組合長の方が説明。



比較的作業が楽らしく、高齢になっても出来るとのことでした。
今は46名が作付けしているようですが、まだ出荷出来る人は20名ほど。
大田市場に持ち込んでいるようです。
寒さに弱いのと、水が必要ということ。
僕の畑にはちょっと向かないかも。

次は川島のイチゴ農家さん。



天敵を利用したイチゴ栽培。




害虫のハダニを食してくれるカブリダニの導入で農薬が3分の1に減らせたとのこと。農林振興センターと協力していろいろな実験をしているようです。

消費者にとっても安全だし、生産者にとっても農薬散布の減少で作業がラクになり良いですね。

その後はフレサ吉見で昼食。



最上階でお弁当でした。



地元食材を使用した弁当ということでした。

さらにスイーツ。



ぽろたんという新品種の栗を利用した和菓子。



のらぼう菜を使ったジェラード。



アピオスを使ったジェラード。

どれもイマイチでした。

午後は霜里農場へ。

日本で一番有名な有機農家の金子さんの農場。



先日もNHKのプロフェッショナルに出演してました。

この日は残念ながら金子さんは外出中で、研修生の方が説明。





テレビで出ていたガスコンロもありました。

これは、家畜の糞などで作る液肥が出来る過程で出るメタンガスを利用しているとのこと。
他でも廃油を利用して車やトラクターの燃料を作っていたり、とにかく自給自足の農業を目指している姿勢に感銘を受けました。



コンパニオンプランツ。

いろいろ野菜を組み合わせることで、病気を防いでくれます。

こういうところは参考になりますね。



落ち葉堆肥も当然自給。

研修生も10名ほどいらっしゃるようです。

30分ほどでは見切れません。

次はとうふ工房わたなべ。



都幾川にある有名なとうふ屋さんです。

今回は社長さんも朝から研修に同行されていました。
今までの量販店への販売から自営店での販売に切り替えた際のお話とか、参考になります。今では立派なお店ですが、やはり苦労があったのですね。



いろいろ試食させていただき、感謝。
皆さんはお土産を買い漁っていました。

ネーミングを変えただけで、同じ豆腐が売れ出したとか。
大事ですね、ネーミング。

研修最後は鳩山の大豆栽培。



田んぼの転作で町おこし。
地産地消、上記のとうふ屋さんで使ってもらったり、地元の醤油屋さんで使ってもらったりしているようです。

なかなか良い品種にめぐり合えない苦労や、やはり高齢化が問題になっているようです。



9時30分から16時30分。

詰め込み過ぎの研修でしたが、いろいろお話しが聞けてよかったです。

比企の関係者に僕の存在が少しでも認知されたのであれば、今後に繋がるかなとも思います。

コメント
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