今年も梅の季節がやってきた。
”古城”とは、梅の種類の1つ。
”南高”は、今では全国的に有名な梅の銘柄だが、これが主流となる以前によく植えられていた品種だそうだ。
青梅として、梅酒に漬けるのには”古城”が適しているそうで、今また少しずつ脚光を浴びつつある。
確かに肉厚のある”南高”で漬けると、梅に焼酎がいっぱいしみ込んでしまいそうな気がする。梅酒に漬けた梅そのものも食べて楽しんではいるけれど、梅の実からジュワジュワ~っと焼酎が出てきすぎても、ちょっともったいないような気になる。
そんな”古城”の出荷は南高より早めで、先週梅採りを手伝いに行ってきた。
年々選果が厳しくなって、2,3年前なら”外”として出荷できていた大きなキズありの梅だが、今年ははじき出していった。
「畑に埋めて捨てる」と言うのでいただいた。
キズは大きいけれど、梅酒を漬けるには充分すぎる大きな実ばかりだった。
持ち帰って早速、梅を洗い、ホワイトリカーと氷砂糖の買い出しにでかけた。こんなに早くいただく予定はしていなかったので、何も用意できていなかった。それに、安売りになるのはもう少しあとのようだ。
梅酒の漬け方は去年のブログ、『梅酒』にある。http://mari83.blog.ocn.ne.jp/enjoy/2006/06/index.html
さぁ、明日からいよいよ南高梅の出荷がはじまる。
梅採り母ちゃん、がんばるぞー!