よりみち(その3)上野からJRで飯田橋に移動。私のリクエストは神楽坂。理由は何年くらい前になるだろう?確か二宮君とメイサさんが出ていたドラマの舞台が神楽坂だったような・・・?ロケだったのかどうかはわ......
せっかく特急乗って大阪まで行って、しかもちょっとだけリッチな気分にひたれるホテルまで泊まったのだから、当然!私恒例の寄り道
いや、今回はどっちかつーと、これがあったから、是非とも年内の大阪フェスティバルホールでの「夜会」を希望していたのだ。
伊丹市立美術館で今月24日まで開催されている「林明子原画展」。
ホテルのモーニング食べたら直行して開館時間ちょうどに入ってお昼までゆっくりして1時半の特急で帰れば、夕方に家周辺での用事にも間に合う!
行くぞ!! 相変わらずどん欲な予定をたてていた
ところが、「夜会」の真っ最中に実家から電話が入っていた
もちろん、電源切ってたから、用件はそのあとで電話はしたけれど、大阪に来ていることがバレてしまった 悪いことはできんもんだよねぇ・・・
しょーがない!
まさか、伊丹に行くのに十三を素通りするわけに行かず、立ち寄ることにした。ただし、滞在時間は長くても30分
手ぶらで、仏様にチン!して、用件とちょっとだけ雑談して実家をあとにした。(やっぱ、親不孝者だよなぁ・・・)
館内入って左側の壁に大きく描かれていた。
手前に絵本と同じような作り物の牛乳パック(グッズコーナーで販売していた)が置いてあって、鑑賞に来ていた子どもたちは皆喜んでパックを持って絵に近づいていく。
おかしいのは私と同じようにカメラをかまえているお母さんたち。
「こっち向いて~~」って声かけても子どもはほぼみんな絵の方を向いて「同じだ!」と感慨にふけっているのだろう、絵をみつめている。
私は、待ってられずに、「背中で撮らしてネ。大きさがわかるワ(^_^)」って承諾もらった。
あぁ~~、でもすごい! 親子ずれ、祖母もついてきてもらっている3世代や、ママ友連れ・・・なんせ小さい子がいっぱい。
おまけにみんな読んでもらっているのだろう。主人公や登場人物の名前を呼んでかけよっていく。
大好きな本やお気に入りの絵本なのだろう、触りに行きたがる。もちろん、親が原画にはさわらせないけれど、好きの度合いがこちらにまで伝わってくる。
絵を見て話しかけたり、親子のふれあいもいっぱい見られた。
引き出しの中には、ラミネートされた絵が入っている。触れられる絵もあちこち子どもの目線に置かれていた。
20年くらい前、福岡で里帰りする途中に林明子原画展をみつけて立ち寄った。
我が子は長男で5歳くらい、次女は2歳前だったか?
鑑賞している中では子どもは少なく、わが子らは退屈になってきて走り回るしで、ゆっくり観てられず、本2冊を買って早々に出た。
『おふろだいすき』、『はじめてのおつかい』、『こんとあき』くらいは読んであげてたはずだけど・・・
今回見た風景とはまるで違った。
時代は変わったんだなぁ・・・
親子で絵本にふれあって、原画展にでかけて楽しんでいる。
林さんの作品を鑑賞できただけでなく、とてもいいものを見せてもらえた