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炭焼き母ちゃんの奮闘記
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”いこる”とは・・・

2012-09-06 12:29:14 | 炭にまつわる、いろいろ

先日、うちのホームページを見て電話で注文して下さったお客さんから質問された。
「ホームページの中の着火のところで、『・・・いこしやすい・・・』とあるが、どういう意味か?」

答えとして
こっちの言葉では、炭に火が付くことを”いこる”と言ってます。
それで、『火が付きやすい』という意味で、”いこる”に”・・・しやすい”を足したら”いこしやすい”になったんですけど・・・
”いこる”と言う言葉自体、パソコンで打つと語句の下に赤い波線が引かれるから、日常語ではないのかもなぁ・・・とは思ったりもしていますが・・・
と、何ともあやふやな答え(^_^;)

それで、ちょっと時間が出来たときにインターネットで調べてみた。
http://www.weblio.jp/content/%E3%81%84%E3%81%93%E3%82%8B
ほんと、便利な時代になったもんだと思う。

”いこる”とは・・・
京言葉で『炭が赤くなった状態』

あと、但馬方言、大阪弁、和歌山弁。
いずれも似た様な意味。
高松の方言では、”火が熾る(おこる)”のなまりと有り、「おこす」という場合は「いこす」といっている。
となったら、私の『・・・いこしやすい』もまんざらおかしな使い方ではないとは思う。
『・・・いこりやすい』ってのも有りかな?とも思えてきた。

どっちにしても、パソコンが訴えていたとおり、全国共通の言葉ではないらしい。
京都から四国あたりでは通じても、一般的には”おこる(熾る)”がいいのかもしれない。

炭とは無縁だった私には”いこる”も”おこる”も使わずに育ってきたのだから、どちらもなじみの薄い言葉だったのだなぁと思う。
お客さんのお陰で、私一つ賢くなったかな?
ありがとうございま~~すm(_ _)m


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