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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

小学校訪問

2011-10-05 13:00:48 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、地元小学校へ”よみきかせ”ボランティアに行ってきた。

”よみきかせ”なんておこがましい言い方は嫌いなんだけど、他に適当ないい言い方が見つからないし、説明無しで通じるから使っている。
気持ち的には”絵本を一緒に楽しもう”か、”聞いてちょうだい”くらいだろう。
図書室の自由参加には絵本や紙芝居のあとに科学遊びや工作・折り紙を盛り込んでいるので、題して”絵本と作ってあそぼ!”なのである。

二学期の小学校訪問はお祭りが終わってからゆっくりと再開しようと思っていたのだが、台風のために隣の小学校から来ると決まって急遽予定を早めてメンバーに招集をかけ、今日となったのである。
メンバーと言ってもたった3人だけどネ(^_^;)
皆仕事を持って多忙だし、私も天気によっては次女を送るから、そうなれば早めに家を出て娘を降ろしてUターン。小学校に滑り込み状態となる。
来年からは優雅にそれこそ”ボランティア”と言えるだろうけれど、この2,3年は遅刻しないかハラハラものでやっている(^_^;)

隣の小学校から来ている子供達は、各学年に数人ずつの割合でしかない。
もともとこっちの小学校も各学年1クラス20人~30人前後の小さな学校だからそれほどなじみにくいものではないかと思う。
企画してから3,4日後に311号の開通が決まり、子供達は元の小学校へ戻れるから、間に合わなかったかな?と思ったのだが・・・

昨日の新聞では、片側通行でなく、対面通行が可能になっているようだが、条件つきらしい。
時間雨量5ミリ以上、24時間雨量30ミリ以上で通行止め。
もちろん、大雨警報でもアウト。
5ミリってどのくらい?
ちなみに昨日朝7時に開通して、今日昼過ぎには雨の天気予報。
こんな不安定な状態ゆえ、落ち着いて学校へ通えるようにこちらでもうしばらく様子を見ようと言うことになったそうだ。
企画して良かったかも・・・(^_^)

私は6年生担当。
隣の小学校と言っても柔道教室とかの加減で知っている子はチラホラいる。
教室に入るなり、その一人と目が合ってしまった。ドッキーーン(>_<)
そや!あの子は6年生やったんや(>_<)
久々の学校訪問でもあったしで、いきなり、ド緊張!!
あいさつもそこそこに読み始めたらちょっと緊張がほどけた(^_^;)
全部で3冊読んで、ちょうど15分。
これまた、あいさつそこそこで退散(^_^;)

職員室でメンバーが揃ったところに教頭先生が様子を聞きに来た。
やはり気になるところだったのだろうと思う。
ただ、隣の小学校の方が”よみきかせ”は盛んなので、絵本を介して何ら普通に、いつも通りの感じで出来たと思う。
1年生、2年生も同様で良い時間が持てたのではないだろうか・・・

次回は再来週。3,4,5年生の訪問決定。
私は4年生。
さ~~~て、何、読もうかな?


炭焼き事情

2011-10-04 17:18:55 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、国道311号、中辺路が通行可能となった。
当初数年かかるだろうと心配されていたが、ちょうど1ヶ月でとりあえず通れるようになった。
片側通行、24時間監視付き、天候によっては・・・等々完全復旧にはほど遠いが、この1ヶ月間の迂回路に比べたらかなり便は良くなるそうだ。
まず、大型車が通れるようになるので、本宮の復旧活動もしやすくなるらしい。

隣の小中学校から急遽、こちらの小中学校に通ってきていた生徒たちも早ければ明日にでも今まで通い慣れていた学校へ戻るそうだ。
通勤、通学もかなり楽になるのではないだろうか?
高校生やお勤めの人は、嫁さんの実家とか、親戚の家に仮住まいさせてもらって通っていると言う話を何軒も聞いていたが、本来の家に戻って通えるようになったのではないかと思う。

今日は午前中、洗濯の仕事。
朝一番に洗濯場へやってきて、私の名前を呼ぶ人がいた。
振り返ってビックリ!!
中辺路で炭焼きを夫婦で営んでいるF奥さん。
支援員のエプロンをして立っていた。
「何で? どうしたの?」

F奥さんは、わざわざ『夫婦で営む』と書かなければいけないくらい、炭焼きの仕事に従事している人である。
私は一度も手伝ったことのない釜だしや山仕事もパンパンにしている・・・そうだから(^_^;)
すごくパワフルでエネルギッシュなFさんである。
それがどうして、ここに居るの???

開口一番に「台風12号で釜がダメになっちゃいました!」とのこと。
上から土砂が落ちてきたのではなく、釜場の下を流れてる川が土砂を削っていってグチャグチャになったそうだ。
「14年間やってて、あんなの初めてでした!」
みんな、どこともそんな感じだろう・・・
Fさんの釜場は我が家の前を流れる富田川の約10km上流。311号を走っていると川の対岸に見える。
ここほど川幅が広くはないし、釜場の下に緑があったから土そのものだったのかもしれない。
以前から新たに釜を作る土地を用意して準備していたので、この機に実行。
ただ、収入が途絶えてしまっては困るので、奥さんは1年間の契約で働き、その間にご主人が釜を作ることになったらしい。
やっぱり、パワフルな考え方だと思ってしまう私。

親方の釜場では水が流れ込んで、積み上げてあった炭箱の下の方はダメになったそうだ。
その少し奥で焼いている炭焼きさんのところは釜が土砂で埋まり、アウト!
近所の人の話では「ただ今、求職中!」と言っていたそうだ。

林道が通れないと言っていたAさんは、先日会ったら自力で直せたらしい。
今日、311号も通れるようになったし、仕事がしやすくなっただろう。
白浜のTさんところも釜の一部に被害があったらしい。
自宅と釜場の間で土砂崩れが起きて、仕事が出来ない炭焼きさんもいたそうだ。

我が家はAさんと同じ。伐採していた林道が通れない状態だった。
どうにかこうにか通れるようになったところへ15号。大きな岩を連れてきたらしく、危険なため山仕事が出来ない状態である。
今のところ原木があったので仕事があったが、これから先は???
専門家が来て岩をどけてくれるのを待つしかないのかもしれない。
これも多少なりとも”被災”とは言えないのだろうか・・・?


・・・1ヶ月

2011-10-02 15:40:09 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_2 
本格的に雨が降って台風12号がやってきた日からちょうど1ヶ月。
周囲に目をやる余裕無く、気がつけば見事に彼岸花が咲きそろっていた。
今はおだやかに流れている、この川が牙をむいたんだからなぁ・・・

20110928_02_2
デジカメが戻ってきたので、再度、”赤滑の漣痕”崩落現場。

20110928_05
左下に煙突のようなものが突き出ている。我が家の釜場の屋根で、その右上の山の一部、土がむき出しに見えているのは、12号で地滑りが起きたから。
更に15号の時はそこから水がザーザーと流れ出ていた。

Photo_3
釜場より2kmほど下の亀裂の見つかったところ。
亀裂より下の方で徐々に地滑りが起きている。
今も国土交通省が24時間カメラで監視し続けているようだが、先週くらいには待機していた国交省の車が見あたらない(^_^;)
今日明日にでも崩れる心配が無くなったからだろうか・・・?

ちょっと、気分転換(^_^)
去る9月30日。
yasukoさんの展示会千秋楽に見に行ってきました(^_^)v
ついでと言っては何なんですが、かえるさんと会場で待ち合わせをしまして・・・

Photo_5
栗とイチジク(だったはず・・・)のロールケーキ。
海の見えるケーキ屋さんで楽しく、美味しいひとときを過ごしてきました(*^_^*)


赤滑の漣痕

2011-10-02 00:23:34 | 日記・エッセイ・コラム

9月30日付けの地方紙一面左側に大きくカラー写真と共に載った見出し。

県指定天然記念物崩れる
田辺市鮎川「赤滑の漣痕」

28日未明、釜場の真ん前で起こった岩の崩落の一件についてである。
公民館のお兄さん、つまり市教育委員会の説明では「5文字の岩の名前」としか教えてもらえなかったけれど、正式名は”赤滑(あかなめら)”。

浅い海の底に出来たさざ波の模様が地層の中で堆積岩になった化石漣痕(れんこん)。
海底が隆起してできた、熊野地方の成り立ちを表す貴重な史料・・・ゆえ、天然記念物に指定されていたそうだ。
地層面は、高さ約30メートル、幅約50メートルで2カ所露出していたそうな・・・

そんな貴重なと言うか、歴史を物語っている壁のような岩をほとんど毎日のように目にしていたとは、知らんかったヮ
今さら見直したところで・・・崩れてしまってわなぁ・・・(^_^;)

先日、ブログにアップした写真は逆光で崩れたところがわかりにくかったので、その日の夕方デジカメを持ってしっかり撮ってきたのに・・・
いざパソコンに!と思ったら、しまった~!
主人は翌日朝早くから京都へデジカメ持って出かけたまま・・・あ~~ぁ(^_^;)

釜場は留守状態だったからだろうか・・・?
新聞の記事では、『前日夕方は異常なかったのに・・・朝6時頃通報があった。』みたいな内容。
”午前1時頃崩れた”とちゃんとした事実があるのに、ナントまぁ、あやふやな文!
記者が現場の近所で取材して聞いたことだけを記事にしたらこうなったそうだ(^^;)

崩れてから2日目に掲載。ニュースと言えるかどうか?
あやふやな所あるし・・・
ただ、文化財としての価値あることをと~~ってもわかりやすく説明してくれてある記事だったので、地方紙ってこともあるから、しゃ~ぁないか。