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25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

小池百合子 よくやってると思う

2016年11月01日 | 映画

 小池百合子都知事はよくやっていると思う。TVコメンテーターは点数などつけて、プールサイダーぶりを発揮しているが、「おまえ、やってみろ」と言いたくなる。スポーツコンサルタントは我田引水だし、埼玉県も都知事は県民の顔色ばかりを伺っているし、政治評論家は小池都知事の言動冷ややかに見ている。そういう連中はすべて男だ。

 話をかえて、韓国の朴大統領の問題だ。日本の安倍首相でもブレーンに日本青年協議会の伊藤哲夫がいる。かれも民間人であり、成長の家出身者である。日本ではこういうことは問題にならない。韓国では、民間ブレーンが利益を自分の方に誘導するからなのか、それにしても、韓国は身内の汚職が多い。これは韓国の民主主義の根元にある問題に違いない。

 日本政策研究センター(これも安倍首相のブレーン団体であるが)の提案で「明治の日」を制定しようという運動が行われている。日本青年協議会は運動の得意な団体で、元号法制も成功したから、これも相当真剣に違いない。稲田朋美防衛相などは「神武天皇の偉業を想えば・・・・」とまで発言するのだから、どうやら先に復古主義、明治憲法に戻ろうという動きがあるのかもしれない。

 僕などは日本列島人は神武天皇に代表されるものではない。天皇制はわずか2000年の歴史であり、それ以前に二万年もあるのだから、と、天皇中心の政治には違和感がある。小池百合子も「日本会議」のメンバーであることは気にかかる。ただ知事は内政をするだけだから、と思って、彼女の情報公開の透明性と官僚の責任性やオリンピック・パラリンピックの予算削減、豊洲にかかわる利権の問題など、まさに劇場でみるようにTVで見ている。