25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

紅葉狩りにいく、そして松葉ガニ

2016年11月18日 | 日記

  京都の叡山電車に乗ろうと車で宝ヶ池駅まで走った。ところが大きなミスで、周辺に駐車場がない。これをうろうろスマホで探しても、遠いところばかりで、唯一駅前の駐車場は満車で、通勤の人が使っているらしく、待っても空くことはない。およそ1時間半ばかり探していてくたびれてしまった。結局 叡山電車は諦め、車で貴船神社まで行き、紅葉を堪能しようと思ったが、時期が5,6日遅かった。

 三条あたりに戻り、かって知ったる駐車場に停め、丸善で本などを物色し、カフェで休み、そして「かに道楽」へと向かったのだった。松葉ガニである。客は若い人からお年寄りまで大勢いる。客の80%は外国、特に中国からのお客さんで、Twitter で良く知られるようになり、急きょ中国語ができる人も導入した、と担当スタッフが教えてくれた。「私は中国はできませんが英語ができますので」と付け加えることを彼女は忘れなかった。

 すると中国と日本がなにかで揉めて、あるいは中国の常時の不安定化が進み、えらいことになって、中国人が来なくなったら、「かに道楽」はどうなるのか。などと心配し、店の経営というのはたいへんなものだな、などと思う。

 隣国と仲良くやれるのが一番良い。包囲網など、中国を入れない経済圏などありえない。しぶとく、喧嘩にならず、対等で友好的。これしかないよな、などと思いながら、カニに堪能したのだった。もう一年は食べんでもええわ、と体はカニのエキスがったぷり注入されたような気がする。