今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

友よ、丹波の無添加ワインは美味かったな。

2014年12月24日 | 飲み物
10月頃だったかな、祖母に会いに名古屋へ行った時に、大阪で働いている小学校時代からの友達と中間の京都で待ち合わせて(日本ってそんなに広いと思わない。)、一緒に晩メシを食った。(あえて男同士だからこういう言葉遣いにしてみました。)
あれから30年。(随分、遊んで、喧嘩して、人生の節目・節目に遭って)
まさか京都で待ち合わせて食事するなんてな。
昼間だったら、京都を案内してもらいたかったが、もう京都は仕事も含め4~5回ぐらい行っているから~、まあ、いいかなって。

で、一緒に飲んだ酒がこれ↓

奴は酒が飲めない癖に、無理に俺に合わせて、でも俺、ワインが苦手なんだ、実は、酸化防止剤の味がどうしても駄目で、子供の頃ってよく小っちゃな怪我をして、傷とか舐めて、それで終わりにしてたじゃん?、東京じゃ、滅多に破傷風なんて考えられないし、その時の血の味と、酸化防止剤に入っている鉄分の味が一緒なんだよね。よ~く味わうと似てる、共通項があると思う、記憶の中に。
特にワインとか普段飲まない人や、イスラム教徒のシェフ(昔一緒に働いた事があって)とか、やっぱり「酸化防止剤の味がダメ」って言うから、山梨の酸化防止剤の入っていないワインとか仕入れていたし。無添加・無添加って本当に酸化防止剤の入っていない無添加って美味しいし、自然な味がすると思う。
タバコや葉巻を吸う人は酸化防止剤の味がある方がガツンときて好きだって言う人も多かったけれど、自分はこれ、本当に自然な味・本質は何も入っていない味だと思う。
だって、エジプトとかで数千年前に作られていた元祖の味って、そんな酸化防止剤なんて入っていなかったんだし。
そりゃ、1杯3000円以上する南アフリカのワイン(後輩の姉がワインバーで働いていて、1度行ったのだけれどサービスしてくれたワイン)ぐらいなら、酸化防止剤がどうのこうのの次元ではなかったぐらい美味しかったけれど、そんなのは毎日飲めない。
(ワイン嫌いでも、「ワインの会」とか入って、どれが美味しいと言われるワインかは?なんとなく先輩方に教わって解ってはきてはいたんだが。まあ、多分、醸造酒自体が苦手なんだな、蒸留酒ばかりを飲んできたので)
自分は、安くても、なんでも酸化防止剤の入っていない無添加ワインがかなりオススメだ。!!

因みに、このワイン、微炭酸の様な、ピリッとしたホンの僅かな辛口とでもいうのか、本当に飲み易かった。
酒に弱い友達もガブガブ飲んで、大丈夫かな?と思ったけれど、まあ、そんな悪酔いはしなくて、ワインの苦手な自分が写メに取るぐらい美味しいと思ったワインだった。
自分はその後、東京にトンボ帰りしなければならなかったから、そんなに飲めなかったけれど、味と共に良い思い出になった。んじゃないかな?二人とも。


コメント
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