今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

求道をさらに学ぶ

2018年11月17日 | グルメ
イギリス料理まとめの2は後にして1度ナポリピッツアの本格的なソースを覚えておこう。

本格的と言っても、ホールトマトに1%の塩を入れるだけなのだが(←「しおあじ」を付けるのではなくトマトの甘味を引き立たせる為だけの塩だと思う、スイカに塩やトマトに塩をかける人が居るように←私はやらないで素材そのまま食べるけれど、今回はピザソースだから)

パスタ様だけれど「00粉」が余っていたので(←高級過ぎてチキンの自分は使うのを躊躇っていた)、生地を作ったのだが、敢えて多めに作って今回使う分だけ取り分け

今まで「冷凍して又使える」という事を知識では知っていたのだが実際にやった事がなく半信半疑だったので、(持つ時ベタつくようなら打ち粉をして)ラップに包み

ビニールへ入れ

ジプロックへ入れる

で、冷凍。

出来るのかな、本当に?、いや出来るんだろうな、みんな言っているし。

今回もフライパンピッツア(←1度味わったらやめられんわ)で上が焼けないから
ニンニクをオイルで軽く炙り、余熱で火が入り丁度良く焦げるので色付きが浅い段階で取り出す。

そのまま冷ましておく段階で勝手に丁度良い加熱加減で良い色合いに
ひっくり返したりして火傷に注意しないとけない。安全って1番おざなりにされ易いものなので、安全はやり過ぎぐらいで丁度良い、いやそれでも足りないぐらいなんだ、業種・職種を問わず実際の現場ってアタマで考えるものと肌で感じたものは差が拡がってくる、それを想像出来るか?どうか?なんだ、想像力の大切さはここ)

ホールトマト缶の分量が240g(←塩辛かったらツライから一応固形量で換算する事にした)か・・・

とりあえずザルにあけて

潰して(たまにトマトの汁がピューッと飛ぶので注意)

で、濾すとこんなに種と繊維が取れる!!
最初濾さなくていいだろって安易に思っていたけれど美味しい店舗は概ねやっているようだ(まあ、業務用に大量に使うから、1人のお客様の所だけ種が多く混在しない為だと思うが)、1度でも経験しておけば、パッと言われて=←自分が経営をしていれば断ってもいいが、自分が資金を出して種が1人のお客様に偏るリスクを背負っているワケでもないので断ってはダメ、嫌ならその場で組織から出て行くしかない←それも自由だ=多少でも面倒クセーなーと思わず出来るから(←反発心は作業の軋轢になってお互いに良くない)、練習をしておく。
※といっても家庭だと普段は中々ホールトマトは買わないのだが(←トマトジュースとタマネギを炒め煮してナポリ式以外のやり方にしたり、こだわらないってのはラクしようってことじゃなく手を抜かず、高価・非高価関係無く、危険のない範囲でこだわらず吸収をして選択肢を増やし、多方向からも見れる、複眼を持つ事って思っているし、教わってきたし、実際に実践もしてきた)

計量をすると(シマッタ↑こんなに種や繊維が取れるとは思わなかったので最初からボウルの重さを量るか、軽量が必要な時は不足の事態に備えボウルの重さをいつも100gのボウルにすれば良かった)

仕方ない、少し減ってしまうが移し変えてキチンと測ろう。

あ、でもそんなに容量は変らない。

1%の塩を(←ホールトマトに多少しおあじが付いている場合は、塩を少し減らし甘さの加減をすると良いだろう)。

散らすように(←一箇所に固まらないように)投入

かき混ぜて完成。
(味をみてみて、ああなるほど、こういう味か、確かに外の味だわ)

☆あまりにもピッツアを作り過ぎて、最近はチーズが要らないなって感じるようになってきたので(←マリナーラが1番そのピッツアの本質を見極められるし)、今回、マリナーラにしようと思う。
但しフライパンピッツア←十分だって解ったわ。

生地を拡げてソースを適度に塗り(←ソースは所々空間を空けることで均一だと単調になりがちな味に対し変化を付けて、愉しむ!!

冷ましておいたニンニクチップを散らす(オイルは余ったらパスタとかに使えるし全部ではなくても良いが、いずれにしろEXオリーブオイルをかけるので自分はパスタを食べたい気分ではなかったので全部かけて、EXオリーブオイルは高価だし「今回は」無しにしてバランスを取ることにした)

ドライオレガノ←(無ければバジルでも仕方が無いのかもしれないが=いや駄目か?=、やはりマリナーラはオレガノがないとねっ)

で、完成。

バーナーで縁を炙ったらイカン、カッティングボードが焦げた。
火を弱めて気を付けたんだけれどなー、フライパンの中で炙ればよかった

味は間違い無い(ただパスタ用の00粉だと、悪くもやや粉の瑞々しさが違うか、水分を多く含みシットリとした舌触りというか、粉自体のパフォーマンスが良いし、普通の粉で作ってもまだ自分の腕も未熟なのでいずれにしろ逆に気にはならない差異だが)。
外で食べるあのマリナーラだ。
ややオイルが多かったか・・・まあ初めてだしそこは許容範囲だな、で、オイルが多いとトマトの酸味と生地の味と合わさってチーズみたいな味になるということも改めて強く解ったここで調整をするのだな・・・

翌日、凍らせておいた生地冷蔵庫へ入れ放って戻してみる。

帰宅してから自然解凍されている事を確認し、20分ぐらいは常温に出して放置(←イーストを常温で目覚めさせ活性化させる)

その間にフライパンでニンニクを炒め揚げするのだ、今回はピッツアを焼くフライパン
前回は分けて小さいフライパンで洗い物を無駄に増やしてしまったので

オイルを敷かないナンを焼く時みたいに焦げ付くから、後の事を考え、一応自分はオイルを塗る事に切り替えた。
(最近はナンですらうっすらと塗っている、そうでないと洗う時が大変で)

このまま油が馴染んだフライパンを使えば洗い物を1つでも減らせるもの。

お、冷凍でもキチンと膨らんだ!!
・生地もほぼ遜色無いと思う(やや、ほんの少し僅かだが水分が多い?今回ソースを多くしたから?、シマッタ生地のぶぶんだけ食べて味を確認するのを忘れてしまった)
・今回はフライパンに置いてある段階で縁をバーナーで焼いたのでカッティングボードは焦げなかった。

★ただ、いろいろなマリナーラの画像を観ていて稀にソースをタップリと載せるマリナーラがある事に気付いたので今回試してみたら、前回に比べちょっと酸っぱかった。
(ソースの載せる量とかこだわると色々あるんだなーって単純なもの程、そこで差を付ける事は本当に難しい事と改めて実感

ナイフとフォークを使う時の、ナポリピッツア協会(←だったかな?)推進の食べ方はクルクルと巻いて

それを一口大に切って食べる。

昔、まだピッツアがこんなに普及していない頃、料理雑誌で↑これを観てビビった。

オマケ

※生地は冷凍出来るとして、ソースは余るし、加熱していないので、冷蔵庫へ入れておいても、まあ、少なく見積もっても2日が限度かな~って(←見積もったのは少なくだかけれど)。

それでニンニクと加熱してトマトパスタをナポリタン用の麺で(←別にナポリタン用で無くても良いのだがたまたまあったので)
(ニンニクをオイルで温め茹で上がったパスタを入れ、上からトマトソースをかけて加熱して炒め煽る、ナポリタン用の麺だったので加熱し続け易い)

目茶目茶美味しい。
ニンニクだけ入れて、ハーブ類も追いEXオリーブもしなかった。
もうガチで何も余計なモノは要らないって感じ。

余った生地は作った日付をメモに書いて一緒に密閉袋に入れ

冷凍しておくとより便利だろう。

強制はしないけれど、もしよろしかったら

オマケ

結局、凍らせておいた生地は、ラップの上で多少打ち粉をして伸ばして(←洗い物を1つでも減らす)

インドカレーがあったのでナンにした
(ベーキングパウダーじゃないけれど、ナンも想定していたから味をどっちでも使えるようにしておいた)

ただ乳製品が入っていないのでギー代わりに無塩バターを塗った方が合う。

便利だし、満足(愉しめた!!)。
※大事な事なので繰り返すが、解凍して焼く前に常温に少しおくことが大事なんだ


②次はオムレツを勉強中。

これはオムレツトントンをしないで向こう側から一気に回す方法で

う~ん、少し分厚いか。

これはオムレツトントンを少し出来る様になってから。やっぱりカタチ悪いよね。

あと調理に乗り過ぎて(トントン出来る~って)火を少し入れ過ぎたか。

絶対的に経験値が足りぬ。ただオムレツだけ出来る様にする人も居るから世の中、要注意だ。
それで「俺は料理がデキる!」って言われても若い人は信じてしまうが。

これはトントンが、あ、ヤバイ、火が入り過ぎるともう諦めてひっくり返しと併用したもの。

加熱し過ぎて全部を駄目にするより技術にこだわらないで全体を救った方がいい時もある。

味は~、卵が割ってみたら中が少し小さかったので塩(と胡椒)をキモチ少なくしてバランスを取ってみた。
全部は食べ切らないけれど(←分けて食べないと)。

でも諦めたら一気にそこから技術が下がっていくだけだった。

ここでいいってなるとあとは堕ちていくだけ。


いかん、又、やり直しだ。

上手い映像を観て勉強して、ある程度は解っても、まだその次元に達して居ないのに真似しようとして、今度は変な癖が付いてしまった。・・・う~ん。
ある程度出来初めていたんだから、このままのペースで完成させてから、「ここら辺で」と停止したり、更に、もっと上を目指せば良かったかな。

少し戻ってきたかな

まだ皺が寄っているけれど・・・開けば一応半熟に安定してきた

牛乳や水を入れないと作り易く卵の風味も良いがそれでは他所で技術として使えないのかな?って。
(いつもは入れるが、この時は寝ぼけていて忘れて↓)

トントンの練習の為時間をかけてしまったが少しラグビーボール型に出来た。

カタチを整える間、中の半熟もコントロール出来るようになってきたかな・・・

お祖母ちゃんの(間違いなく絶対に使っていなかった)鉄フライパンなんだが、

水分を乾かす為に焼き過ぎても良くない(次ぎ使う時、煙があまり立たないので余熱の温度変化が解りヅライ)

錆びないように油を塗って手入れをしておこう。

ある程度、多少、安定をしてくると、本当に「卵専用のフライパン」って解る気がしてきた!!
※イロイロとコツはあるが、
もっと上手くなりたい、って想いがちょっとでも欠けると失敗する事が不思議と多い気がした。
・あと焼き鳥を数万本焼いてきて最後の方、作り出すものというものは傍目には解らなくても自分の仲では1本1本が違うと今でも記憶になんとなく焼き付いているが、それと同じで1回1回が作り出すものは違うんだ、様子を観ながら気を付けて作る事。
この2つの事は凄く大事な気がした。

やっと火力が強過ぎたとかの途中でミスを修正出来るようになってきた。
業種・職種を問わずミスがミスにならないように途中で修正出来るようになって初めてスタートに立ち始めるんだと心の中で密かに思っている。
「業種・職種を問わず仕事の基本は変らないと思うんですよ」と、超優秀な同期が先に社会に出て海千山千だった俺を評してその言葉を贈ってくれた。
自身の内側からはそんな凄い言葉は出てこないけれど、ファクターとなって伝える事は出来るし、これを守る事は出来る。
(『短兵急』に『物事』を進めるよりも、実際にこのやり方が1番の近道で正攻法だったし)

それにしても技術レベルのベースが低い気がする。↑
様々な動画やDVD・料理本を観て、自分の何処がいけないか書き足してきたものを覚書代わりに載せておこう。↓

急いで書いたから、走り書きで汚い字だが、自分の中ではパッと観てその光景が思い出せる。

その後、トントンもほぼ出来る様になりつつ少し戻ってきたな。

卵を常温に戻す時間が無いので所々白身が点在しているが、まあ、そこまでオムレツの練習に時間を割いていられないので、眠い目をこすりながらこれが出来る事が目標。

まだ技術が身に付いた訳では無いけれど、かなりスピードもUPし安定もしてきた。
(というか失敗しそうなのを修正するパターンをいくつか知ってしまった気がする)

(概ねミルクも入れているし、ミルクが無い時は水で練習)、日本人だから1日に食べられる量が限られているので、仕事では無いから1日1回しか作れないが、
(↑あまり摂取し過ぎて玉子アレルギーになったらツライのでセーブをしていた)、
やはり、よく言われるように丁度11月から始めて、毎日作った訳ではないが半年ぐらいはかかるんだな。

直径26cmの(鉄)フライパンでもう少し安定をさせられたら、今度は玉子2個に減らして、直系18cmの(鉄)フライパンで調理道具に対する柔軟さを身に付けたい。

(直系18cmで2個も、まぁ出来る様になった、2個だと若干熱の通り方が早い気が←外も中も)

※もう中の写真はいいだろう。
やや強火で早めに成型し上げてしまった方が失敗はしヅライ。
(もしくはトントンを少し学べたのでチーズやケチャップライスを入れるとかも?もっと遠くまで続く道みたいなものが薄っすら見えた気が)
上記の何処かでも似た様な事を書いたが、向上心や、心・技・体、全てが大事だなぁ~って!
こだわりなく学ぶ事が出来ただのろうか?

やっと、これでTKGや目玉焼き丼が食べられる・・・
(好きなもんばかり作っていても仕方が無いから)

③ふと鯵の開きを炊き込めるのではないか?と調べたら、結構多くの人がやっていて鯵の開きがあったので自分もやってみることにした。

鮎の時みたいに焼いて荒熱を取り、調味料の分量を考え、水分(←出汁を使う人も居る)は僅かに少なめにして浸水させておく。

鯵は焼く段階で焦げた尾は切り取ると良いらしい。

調味料を調べると、酒と醤油が一番多かったが、出汁を使わない人で、麺つゆの素を使う人が居て、これはオモシロイと勉強になった。

でも結局、酒と醤油だけ
米2合に対し、酒大2・醤油大1らしいが、干物に塩気があるので、醤油を少しだけ少なくしてバランスを取ってみた。
(これはご飯なんだし、この味付けご飯に和食の塩気が多いオカズや、味噌汁、漬物では、全体として塩気がブツカリ過ぎてしまうなって)

最初からほぐす人も居るが、敢えて骨とか頭からも出汁が出ると考え、鮎みたいにそのまま置いて炊く。

炊き上がり

皮と骨を取ってほぐして

混ぜ込む。

薬味は好みで細く切った生姜・ワサビ・炒り胡麻を。
最初から生姜を入れて炊く人も居るが、そうすると全体が生姜臭くなって、それは別に鯵でなくても、極端な話魚でなくてもいいということになり、鯵の干物がお日様でアミノ酸が旨味成分が増えたモノを味わいたいのに生姜で消してしまっては、本末転倒だろうと、だから押し付けるのではなく、食べる人が食べる時に好みで足せば良いのだと思うんです、よく単品の唐揚げに勝手に黒酢とかかかって出てくるけれど、あれは作り手・経営側のエゴが露骨に表れていると思う、押し付けがましいんだよっていうか、「これで喰え!」って感じが、100%他人同士が合う訳がない、相手の主張や想像力を尊重させる事も大人だと思う)

メチクチャ美味しかった。
(味はもう少し濃くても良いのかな、確かに鯵の塩気は出ているけれど、身に浸み込んで居る部分は出きっていない、でもまだそこまで古くなっていなかったからか塩が回っていなかったのか、そんなに炊き汁に染み出てはいなかった、大さじ1~それに少し欠けるぐらいの醤油の量で良いのかもな~、勿論このままでも十分イケるが)
・個人的には、胡麻が美味しかった。
・ほぼどんな干物や具材でもイケるみたい(やはり薬味は食べる人が後乗せで、ゴチャゴチャさせるのだけはダメだな・・・)。

マッシュポテトを作ったのだけれど、う~ん「裏ごし」をしたいな・・・
でも英国料理の本はあまりこだわっていないし・・・、でも、でも・・・アッシパルマンティエとかで裏ごしした味は知っているんだが・・・あれはチーズありきなんだ、だから凄く、悩みに悩んだ。
(裏ごししたマッシュポテトはアイルランドとかでも「クリームポテト」と分けて言うらしい)

で、考えたあげく、自分がしたい事は店舗でもなく、金儲けだけのビジネスでもなく、料理がしたいんだ!!と気付いたので裏ごしをする事に。
(店舗とか自分でやったら掃除以外にも、銀行に行かないと行けなかったり、お釣りを用意したり、煙草を買いに行ったり、お絞りを巻いたり、醤油差や七味入等に中身を補充したり、仕入れ・仕込みの他にやる事が沢山ある、1人で出来る事の限界があるんだ、今しかない、敢えて苦労しておいて損は無いハズ、無駄な事など何も無い!!)

大変だったけれど、やってよかった
①もし他人にだけやらせて、(その苦労を知らなかったら)、こぼれた分を入れられたりしたら食中毒が起きる可能性もあると解った。
(現実は誰もが仲良しこよしのお花畑ではないんだ、人に任せるとはそんな孤独な視点も持ち合わせていないと、いつ光熱費が止るか解らない、交通費や通信費・水道代だって払えなくなる)
長時間の作業は椅子があった方が助かる。
③ボールとか網に付く分のロスも考えに入れられるようになった(←モンブランの時は疲れ過ぎて気付かなかったが結構ロスが出る)。

クリームポテト自体はそうでもなかったが・・・折角なので翌日ポテトとソースをチンして、少し良いウインナでバンガーズマッシュをしたら・・・
これが???なんか違う・・・上手く混ざり合わない感じなんだ!
高級(←いつもよりなだけ)皮有ドイツ風ウインナだと周りのパリッとした皮が芋の優しさを弾いてしまってまとわないっ!!
だからイギリスのウインナ料理はソフトウインナが多いのか!!!
美味しいものと美味しいものを合わせても、それが凄まじく美味しいものになるとは限らないんだと解った。
(1+1=2ではないんだ!!)
(なんとなく解ってはいたが、ここまで明確に違うとは思わなかった)
※グレービーとマッシュポテトをカレーの様に混ぜて食べる部分は凄まじく美味しい!!(やはりステーキを焼いた後のグレービーはウマイ)

で、皮無しのソフトソーセージを作って同じ様に試したら

(観た目は前者の方が美味しそうだが、実際はこっちの方が美味しい
これが合う事!!、やっぱ、これだ!!

現代の究極の家庭料理ではないか?と個人的に密かに思っている鶏胸肉の低温調理と、先程教わってきた胸肉の味ポン酢煮に挑戦(←「学んだ事は実践しなければ本当に学んだことにはならない」by横井小楠)。
(と、取り除いた皮で序でに鶏皮の焼き鳥串

胸肉の味ポン酢煮は、うちは(ブドウ糖とかどうも苦手で、ブドウ糖ってよく味わうとポカリの味がする、口の中で共通する味の部分ってあると思うんだ滅多にポン酢とか買わないので(味はなんとなくは覚えているから)
・砂糖小匙1
・穀物酢30ml
・醤油25ml
で味ポンみたいにし、
水を1:1の割合で鶏肉140gぐらいかな~?を沸かした後、落し蓋をして弱火にし30分ぐらい煮るらしい。

(少しタレが少なかったんで蓋をして蒸発を防いだ)

鶏肉を開いて(←調べたらサランサラップを巻いた麺棒で叩いても良いVer.もある)、ロールさせ(←調べたらここでハーブ類を巻き込むVerもある)
鍋に入れた水に、味付けをして鶏肉の入ったジプロックの入り口を全部塞がず空気を鍋の中で抜いて

その水を沸かして皮をサッと茹でる(まあ火が中まで入る程度に、茹で過ぎると縮むので注意

・低温調理は5分茹でて火を切り蓋をして1晩置(火の通りが甘かったら後でレンチン)
・味ポン酢鶏は沸騰した後、弱火で煮つつ・・・・茹でた鶏皮はグリルで焼き鳥に
同じような材料で3ついっぺんに出来た!!(←あまり3つ一度にはやらないのだろうけれど、期限的に使ってしまわないとならなかったので・・・)

皮の串焼きは1度茹でる事によって周りがパリッとすれば出来上がりなので、生から焼くよりも、旨味が逃げずジューシーに仕上がる
生から焼くとどうしても火が入るのに時間が掛かるので、グニュグニュし過ぎてしまうし、ゴムみたいに硬くなる場合もある。
当時、いろいろな方法をやってみたけれど、これが自分はこれかな・・・
※鶏臭さも湯に落ちるし。
※煎餅みたいにならんし。
店で使っていたタレも又作ったのだが、個人的に塩派なので塩or塩・胡椒で。

急いで走り抜けたが、家庭料理から学ぶ事は沢山ある。
次の段階に突き抜けられた瞬間に少しだけ触れられた気がした!!

翌日タッパに、まあまあ普通に出来ている気がする(まるでコンビニのサラダチキンみたいだな・・・欠片はサラダに)。
※切らない方が多少だが空気に触れる面積が少ないから保存が効くのかも

余った漬けダレは(続けて漬けないなら=後日結構時間が経っているなら加熱して味を整えた方が良いかも=)、酸味が効いているので、そのままサラダの和風ドレッシングに。

自分はこのままでも鳥の旨味が入り込んで「ほぼ」美味しく完成されていると思うが、好みで味を整えても。
(※因みに後でちょい足しをした少々のオリーブオイルは合わなかった涙・・・「ちょい足し」とか薬味と違って料理は引き算だから基本的に要らない)

買ってきたペラ1枚のハムよりも沢山乗せられる気がして嬉しい!!

化学薬品とか何かよく解らないものが入っていないから身体にも良いし。

なんとなく芽が出そうなジャガイモを半分に切り、蒸してタッパに入れて常備菜にしておいたのだが揚げたら凄く簡単にフライドポテト(ウェッジカット)が出来た。
巨大企業では無いから瞬間冷凍には出来ないので、冷凍ほど保存が効かないけれど、家庭(=個人)ではマッシュにしないと組織が壊れ冷凍出来ないから、コレはアリだなって。

ミニフィッシュ&チップスと

前々から個人的にも思っていたのだがフィッシュ&チップスと砂糖を入れないミルクティーは合う気がする。
日本人が感じているイギリス料理的な印象をやや強めた様な(感じか)。
日本のパブだとなんかギネスを頼まないと申し訳無い様な感じだが、人生の苦味を知らない若い内にギネスの苦味はハードルが高い気がしていたんだ。
(慣れると欲しくなるんだが俺は20年近くかかった)
そろそろ日本ではミルクティーとイギリス料理を食べる事が赦される時代に入っても良い段階ではないかと

英国王室御用達のマルドンのシーソルトを奮発して体験してみた。
(ジャズの「レフトアローン」のマルウォルドンじゃないぞ、マルドンだぞ)

「MALDONの塩で無いとダメだ」という料理人も居るらしく、どんな塩か?体感をしてみようと。
結構、結晶が大きいんだな(この結晶が特徴らしい)。
昔は幕張のFOODEXで海外塩メーカーを回った事があるが
(↑最終的に広告・記事広告が目当てなので、最終的には相手にはされないが←本当言うとこういう素材の違いを取材したかった・・・)
イギリスの塩は始めてかも・・・
 味は~、料理が優しい味のイギリスのワリに、決っして尖ってはいないんだけれど、結構ガチっとくる。
ほぼ尖ってはいないんだよ、ミネラルの甘味もあるし、何より後味のキレが良いかも、スッキリとして。
(どことなく何処かで日本的な塩を心中、思い浮かべた。でもアタマに浮かんだ味の色のイメージはキャビアや黒トリュフや黒コショウの様な『漆』の様にしっかりとした黒、The・調味料というか)

シンプルに日本的で何万本も焼いてきた焼き鳥で違いを学ぼうと考えたのだが、
このままだと粒子が大きいので、指先で多少だが擂り潰せるぐらいの硬度、そこまで硬くはない。
(解り易く言うと、中の核は硬いけれど『外周』は「センベイの柿の種」とかぐらいの硬さだろうか)

量が量なのでプラスチックの匙で少し潰した。
ミニ・ゴマ擂り(←これが一番効率的かも知れんが)で木の風味や
鉄のティースプーンで鉄臭さを風味に移したくなかった。
(最初は慣れないのでアチコチこだわってしまう・・・)

ちょっと高級なので絶対失敗をしたくないと凄く緊張をし、アレコレ手をかけ過ぎて、3本中2本を焼き過ぎてしまった。
(いつものやり方と違って、尺振りなんてカッコ付けてしてみたが、凄く気を使ったので、塩気は丁度良い味になったが、このMaldonの塩自体の甘さと塩気の許容範囲が広いのでカバーをしてくれたのかも)

ガチガチの緊張で一見少し焼きが甘いかな~って感じた串が、一番いつもどおりだったが、それでも塩に負けた感じ=塩に『ジョンブル魂』を感じた!!
(キースやストーンズの「黒く塗れ」というタイトルをふと思い浮かべた、ZEP派なので、あまり聴いていないが、今度じっくり聴いてみようっと、ああ「ブルーロンサム」が欲しい、いやストーンズで知った「バディ・ガイ」の新作も・・・。)
↑↓
明らかに、俺の力不足。
塩の振り方、焼きも追い付いていないし、肉質も・・・
胸肉(ホワイトミート)の方が良かったのかなー・・・
でも胸肉は焼き鳥にするとモモ(ブラウンミートorダークミートと言うのか)に比べれば硬いものなぁ。
う~ん高級塩にはまだ実力不足だったか。
『弘法筆を択ばず』とありたいのに、普段と同じ事が出来ない自分があまりにも情けない
次は豚タンかフィッシュ&チップスにかけようかとナメた事を考えていたが、
やっぱりイギリス料理のビーフウェリントン・ローストビーフ・ステーキ&キドニーパイ・コブラー・ローストチキン・ギネス煮込みあたりが合いそうで良いのかも。
(焼き鳥で試し、少しでも違いを理解しておいて良かった・・・)
※あと、グレービーは合いそう!!
こういう事で緊張をしないようにしないと。
焼き魚もやってみたいなー、鯵とか絶対に合いそう。

Ps.
パッケージや販売所の説明書きを観ると・・・、
「マルドンの塩(シーソルト)」:中世以降塩作りが盛んなイングランド東部エセックス州の塩で、
200年以上続く濃縮した海水を煮詰める伝統的な平釜製法を継承しながら作られている塩だと解る。
きっと日本と同じ様に、イギリス各地にもその土地・土地の塩があったのだろうなと悠久の時を越え恒久の景色に想いを巡らせてみる。

で、いろいろ試してみる、先ずは「やきとん」のレバー、

う~ん、焼きは上手くいったのになにやら違う・・・
(10年近く店で焼いた人間が言うんだから、まあ、さほどは違ってもいないと思う

砂肝、お、これ合う!!(なんでレバーと違うんだろう?)

しかもマルドンの塩はワサビとも凄まじく相性が良い(気がする)。

ワサビと合うという事は刺身もサーモン『は』合う。
(ま、流石に日本の刺身には醤油の方が発酵の深みがあるから自分にはウマいが・・・、カルパッチョは下手だしあまり好きでは無いので勿体無いからやらなかった)

ということはマグロ(赤身)も?と思ったが、これが合わないのなんのって、
少し考えて、どうやら砂肝やサーモンもそうだったけれど適度に脂やコクがある素材が合うのだなと。

・豚レバーだとコクや油脂分が有り過ぎ。
・マグロの赤身だと油脂分が足り無過ぎ。
という結果から。

次、焼き魚(アジを捌きたて)、ゴメン、美味し過ぎて(撮影せず)止らなかった!!
(なんとなく僅かに洋風になったかもしれない、マイルドでありつつオーブンで焼いたようにジューシー

↑上記、アジを捌いた時のアラで出汁を取ってマルドンの塩で味を付け、天麩羅と手打ちのうどんを「きし麺」みたいにした。
この塩のこのスープだったら「きし麺」みたいにした方が解り易いかな?って。
(う~ん、骨太な味になった)

ステーキとグレービー
(ちょっとストレスが溜っていたので味が濃くなってしまったが、やはり合う気がする、食事として成立するというか)

トマトは滅茶苦茶に美味しい、そのままでサラダみたい。

(大好きな)茄子の塩もみ(漬け)、う~ん、パンチがなにか少し足りないかな・・・

フィッシュ&チップス

下味にも使って

下に付ける粉ってギネスや炭酸を溶く前に付ければいいんだな・・・

キレイに揚げ過ぎるよりも、よりカリっとB級に揚げた方が素人が作るならカリっとして美味しいみたい。

う~ん、どうやったら六本木のMALINS(←車の方じゃないよ店舗の方だよ)みたいに美味しく作れるのだろう?
(高くて中々行けないから・・・)
腕にも問題があるが、塩を主役にし過ぎてしまった。
確かに1ランクアップするが、F&Cを調味料だけワンランク上げても、チグハグな感じ
食事として成立し過ぎてしまうんだ日本人としてご飯が欲しくなる

以上の事から今の段階で解った事は、
やはりトマト等の素材単品が一気に洋風な感じになるとか、イギリスのグレービーやステーキが合うように、西洋料理には凄く合う
アジの塩焼きも西洋のオーブン料理みたいになる、『マイルドにジューシー』というか)
この塩の冒頭に書かれているように「マルドンの塩でないとダメだ」というシェフが居るなら、
その逆もしかりで、
日本の料理には日本の塩が合うのかもって答えがボンヤリと脳裏に浮かんできた。
つまり、その国の料理にはその国の塩や調味料が合う!!
というおぼろげだが、たまにグルメ漫画やグルメ雑誌で、書かれている事を身を持って実体験した感覚を感じた気がする。
※保管してあるドイツの塩で、焼き鳥や焼きトンを焼いてみようか?ってちょっと思った。
※あと、まだ国別料理と調味料について『(やっと)触れた』段階なのだなーって(自分の今、居る場所を)知った(←上手く言えないけれど)。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

災害を越えた広島のグリーンレモン

2018年11月17日 | 素材
今年の西日本豪雨で知った広島物産館で無農薬のグリーンレモンを手に入れた。
防ばい剤・防カビ剤(←共にポストハーベストの日本名)も当然使っていない訳で。
店員さんに聞くと「ワックスだけ落せば皮も料理製菓等に使える」との事。

ワックスを落として先ずはそのまま、素材の味をみてみる
勿論、檸檬にシャブリつくのは怖いよ?、それなりに覚悟はいるよ?、でも、それ以上にその素材が持つ躍動感やチカラの凄さを知った時の感動は、それらの苦痛を遙かに凌ぐ感動だ。

お。美味しいよ、これ、
薄く切ったというのもあるが)そんなに覚悟していた程酸っぱ過ぎない、そして中の薄皮が軟らかいんだ。
弾力があってコリコリするような、とり膝軟骨の唐揚げみたいな感じで、噛んでいて楽しい・・・
なんだこれ!!?、やっぱり産直はスゴイ!!

で、味は、黄色くなる前の早い時期に収穫したものだから(黄色よりも糖度が低い分)、もっとアタック感が強くて酸味にキレがあるのかな?って恐る恐るだったが
とんでもない、甘いんだ・・・(ってことは通常の黄色はもっと甘いってこと?、スゲーな)、勿論檸檬だから優しい甘さの中にも力強い酸味はあるが、その力強さが色で例えるとまるでのような、フレッシュな勢いのある力強さが底から沸いてくる感じ
早生の檸檬だからだろうか?
それでいてグリーンレモンは上品。

うん、(フレッシュな底力があるのに)上品って感じなんだ。

飲み物に入れたり・・・(以前使った写真で申し訳無いが)

鍋のつけツユに入れたり・・・

ちょっとした事に使える。

ブリの塩焼きに。

合うなぁ、グリーンレモン

(大根おろしに醤油もいいが、塩をふってあるのでこれ以上、塩気は要らんし、白ワインビネガーも良いが防ばい剤・防カビ剤・酸化防止剤も使っていないグリーン檸檬が上品で素晴しい)

 広島物産館『TAU』へ行った時は、いつも『紅葉饅頭』ばかりだけれど(←疲れた時に1個~2個買って補給して、ついでにマジで僅かだけれど募金もしているのだが、その後の北海道地震等もあり、やはり風化なのか募金箱の中が災害当事よりも少なかった、阪神大震災や3.11東日本大震災~北海道地震も含め自分の中で風化させてはいけないなって改めて思った)、
この値段なら自分でも手が出るしアリだな。
 『TAU(たう・たわん)』とは広島弁で『届く(←たう)・届かない(←たわん)』とかそういう意味があるらしい。

『良い檸檬の見分け方を調べてみた』
・スッシリと重く
・表皮がツルツルとしている
・表皮に張りがあるもの。
・表皮の色ムラが少ない
・ヘタが付いていて枯れていないもの
等etc・・・
が果汁が多く鮮度も良いとの事。
※又、檸檬には時期によって果汁や香りが違うらしい・・・そこの違いも自分にはオモシロイ所だ。

※檸檬は使いきれなかったら適宜に切って凍らせて保存をする事が良いらしい。

『ワックスの落とし方』は・・・
・塩水に10分漬けて水で洗い流す。
・重曹水(←食品用の重曹ね)に1分~2分漬けてスポンジで洗い水で流す。
・沸騰したお湯に入れて20秒~30秒後、氷水に入れるか布で拭き取る。
・食品用の洗剤でサッと洗って洗い流す人も居るようだ。
・塩をつけて檸檬をもむようにした後、熱湯で茹でる。
等があるのでTPOに合わせて好みの方法を選択すると良いだろう!!

思えば魚を好きになり始めたのは・・・

焼いてもワサビを付けてキレを出したり、orビネガーや檸檬をかけて風味にキレを出したりし始めてから魚の美味しさに気付いたのかもしれない。

魚のパワーや底力生命力の様な躍動感薬味や酸味で余分なものが落ちて引き出される感じというか。。。

(給食や大人になってからの定食の魚にキチンと骨があったから、魚とは骨を取って食べるものだと理解していたし、逆に子供の頃でも人にイジラレルとちょっと嫌だった、身がクタクタなんだもの・・・ハンバーガーの中ではフィッシュバーガーが1番好きだったが、タルタルのコクが少なくなって酸味が強くなってしまったので食べなくなったが・・・)

ちょっとした一手間で凄い新しい世界が開ける。

疲れたから防ばい剤・防カビ剤(←共にポストハーベストの日本名)の使われていないこのグリーン檸檬を摂取しよ~っと。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シングルクラストのアップルパイ2種類を比較し新しきを知る

2018年11月17日 | スイーツ
洋食チックな和食を作った後に摂れたラードが余っていて
(フランス田舎家庭料理だったら瓶に溜めておくらしいが)、
炒め物を作るかなあ?と思ったが中々作らなかったので、

林檎が余っていたし、(ビスケット系の)パイ皮1枚のシングルクラストのアップルパイを作る事にした。
ネットのレシピに多く載っているアップルパイは上下2枚のパイ皮(←しかもバター大量のクロワッサンみたいな層)を使ったダブルクラストのアメリカ式だが、

元祖、本場の欧州では本来、皮は1枚の事が多く
・林檎の下に敷くのがフランス式
・林檎の上に乗せるのがアップルパイの元祖、イギリス式。
(それがレシピ本とかに様々なレシピが出ていて統一されていない理由なんだ)

しかも角切りをそのままオーブンにかける古典的なレシピが受け継がれてきた。
(現代は日本でも煮るレシピが増えたが、本来はそのままっぽいんだ・・・イギリス料理はそこまでシンプルか!!)

で、煮るVER.と両方を作って比較してみようと思った。

砂糖と水で(←あればシナモン少々とクローブ1個を入れ、シナモンは少な目にする!!あれスパイスと同じで際限が無くなって、嫌いな人には無理な強さになってしまうまで麻痺してくるから)煮る。
最初強火→あとは蓋をして弱火でコトコト、本来は5分ぐらいでいいみたい。

その間にラードにバターを足して
(ラードを使う時は結構シツコイので少しバターを減らすと良いかも。。。)

ショートクラストペイストリーを作る。
(水はほんの少しで良いんだよな・・・)

気温が低かったし面倒だから冷蔵庫で寝かさなかった・・・でも出来たからいいかなって。
ラードが溶け易いのでなるべく手早く作業する事
※この時点で粉が和風煮物のニオイがしてヤバイかなwって思ったが、焼いたら大丈夫だった、林檎の香りの方が強いわ・・・。

林檎を角切りにしたものをそのまま耐熱皿(←グラタン皿を使った)にバラっと並べ
(ここで甘過ぎるデザートアップルなら檸檬汁をかけるレシピもある、【防ばい剤・防カビ剤の使われていない檸檬】が無かったし、酸味が苦手なので避けたが、なんでワザワザ酸っぱくしないとならん・・・って、上品にしたいならワインビネガーでも良いかもしれないが酸化防止剤入りしか持っていなかったので・・・)

適当に水を入れ(大さじ2~3ぐらいだったかなぁ・・・)

シナモンをササっと少々。
イギリス式はシナモンをあまり効かし過ぎない。
シナモンとかニッキはそんな得意でないから助かるわ

砂糖入れないのか!!!?
(ま、クッキングアップルでないし林檎自体が甘いデザートアップルだからな、クリームかけて食べるし)
カット林檎でも煮る林檎でも古典イギリス式は甘過ぎない(←こればかりは日本人は助かる、それでも外国のお菓子は甘く感じるけど・・・)。

もう片方は冷ました煮た林檎と角切りの林檎3個

耐熱皿の縁に水を塗る

それで生地をかぶせる(事前に型より大きくしておくか伸ばして余分な部分を切るかどちらかで)。

ピタっと穴が無いように縁に伸ばすイメージでやると良いだろう(イメージね、なるべく引っ張らない)。

で、ここでフランス・アメリカ(・イギリスも?)は卵黄を塗って照りを出すが
いろいろ調べると、私のよく作るスコーンみたいに牛乳を塗るらしいのだが

ここで新しい技術牛乳に砂糖を混ぜ溶かしたものを塗ると、糖分が焦げて卵黄みたいに黄金色になると判明!!

で、アレンジで自分は砂糖をただ牛乳に混ぜただけでは溶けないかな?と( color="aqua">アイシングとかフォンダンみたいにジャリっとするのが嫌いなので、温めて溶かす手もあったが)、
林檎を煮たシロップを牛乳に溶かし入れ砂糖を減らした。
(この方が牛乳と糖分の混ざり具合が良いだろう)

それを塗る
注:鉄板の上で塗るとハネて、そこが焦げた時、洗うのが大変だから違う場所で塗る事!!、全部は塗らなくていい。

で、バッテンの空気穴で蒸気を逃してあげる。

で予熱しておいたオーブンの2段目に入れ(←解らない時はなんでも2段目にしている)、

最初は200度で15分

その後、
・大きい器なら150度に落として1時間~40分
・今回は食器が小さいから200度で20分~30分追加(←実際200度のままで40分のレシピもあるから)

焦げるのが怖かったら15分の後に150度で40分ぐらいでもいいだろう、好みと経験で

お菓子作りだけれど料理と同じでそこは目分量で出来る時があるのがイギリス菓子・・・
・林檎が蒸されて火が入り
・皮が生焼けではなく
・皮が軽い黄金色になって
・余熱でも熱が入る事を想定し、
上記4つの事に気を付けて焼くと、(家によって耐熱皿や林檎の量が違うし)ワリとバランス良く迷わないで焼けるのでは?

焼いている間に、カスタード作り
(ケーキと間違えた、砂糖を先に入れてしまった・・・まあ出来るだろう、いつも卵黄2個だけれど、遊びで卵を沢山使いたくないので1個で挑戦

こんなもんかな?

さっきの塗った林檎シロップ入り牛乳も入れちゃえ・・・捨てるの勿体無いから
家庭だったら・・・結局パイをこねたボウルも小麦粉が付いたハケが入った牛乳シロップも、まとめてカスタードと同じ材料だから、ワザワザ用具を汚す事もないし、捨てる事も無い)

砂糖控え目で適当に作ったけれど・・・出来た・・・

鍋の余熱で火が入り過ぎないように皿に移しておく

(同時に水を入れて洗う時ラクなようにしておく)

お、焼き上がった・・・(しっかり空気穴をあけた方がパイが浮かばなくていい、片方は上がってしまった、林檎を煮た方だから大丈夫だけれど)

焼き立てはまだ熱い林檎が落ち着いていないので少し冷ましてから食べる

煮た方から・・・

そういえばイギリスで食べた時も、こんな風にカスタードにアップルパイが埋もれて「地球の歩き方」に「まるで潜水艦みたい」と書かれていたのと同じだなって思ったのを思い出した。
今回卵黄を1個にしてカスタードを作った量が少なかったが、もっとカスタードに埋もれていた

うん、安定した味、シナモンとクローブを少量にしたけれど、それでも効いている(特にクローブが←好みがあるからな、自分は最初、正露丸っぽいって感じたぐらいインドカレーで失敗をした)。
普通に家庭的で美味しい、(カスタードをかけるから)上のシングルクラストだけでも問題は一切無い。
※(バターやオイルを塗ったわけでも無いのに)底が焦げ付いていないし洗い物も大変じゃない

林檎の角切りの方は・・・

うっ、美味しいぞ!!、これ!!

煮たリンゴよりもキレがある、味がシャープというか!!
鋭いし先進的な感じを受ける!!
凄げぇー、これ!!

自然の味力強さダイレクトに、それでいて、ホワホワっとした優しさが羽で宙に飛んでいくようだ。

最初に人類が栽培した果実が林檎という事が解る気がする。

今まで何を食べていたのだろう・・・

因みに柿とかでも作れるしドライフルーツを中に散らして作っても良いらしい。
(ドライフルーツは苦手だが・・・良い酸味や甘味が足されるかもな・・・今度やってみよっと、まあ、なるべく引き算で)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰もが嫌いなレバーを食文化で三段階に変化をさせる。

2018年11月17日 | 素材
嫌いな食べ物を無理に覆い隠そうとしても人間の舌や悪い記憶は騙す事が出来ない。
どんなに美味しく~としても、素材そのものを変えてしまっては意味も無い。

よく上流階級の人の嫌われものの中にレバーというのがチラホラ耳にする。
(セロリみたいなファッション的な嫌いとは別にして)

自分もフォアグラがどうしても意味が解らなくて(←素材の良さを消すぐらい臭みや味を取り過ぎているので、意味が解らなくて)、フランスまで食べに行ったが、
それでもやっぱりレバーの串焼きの方が新鮮なままだったら美味しい気がした。
(だって毎日・毎日10年近く調理し続けてきたのだもの、新鮮なモノの良さをそのまま出す以上のモノがあるだろうか?

ビーフウェリントンみたいにコクと深みを出す調味料的に使うならマダしも素材のままだったら・・・。
(因みにレバーが嫌いな人は、同じくフォアグラの味も嫌いな人が多い気がする)

で、そういう素材は素材の嫌な部分を覆い隠すのではなくて、逆に良い部分を前面に押し出す事によって、その素材の嫌な部分も(良い味の)内・一角を成すもの!!という感覚で解釈をさせ・表現をするワリと料理が上手くいく事が多い

でわ、レバーを料理してみよう。

①レバーの醤油煮

これは中華の方法を応用したモノで香味野菜として一応鷹の爪1本を入れたけれど日本だとすぐ臭い物には蓋をで生姜を入れてしまうが、生姜を入れると全部が全部同じ味に煮上がってしまうので、素材は死ぬし、応用が効かない)醤油2と酒1・の割り合いで後は水から塊をコトコト煮ただけのもの。

ひたひたちょい以上の水からレバーを入れることによってシットリさせ、沸騰したらアクを取って、酒(1)と醤油(2)の割り合いで入れる。
(煮る時間にもよるが、まあ、関東のうどんのツユぐらいの濃さぐらいより僅かに薄いぐらいでいいんじゃないだろうか?)
※鷹の爪は調味料と一緒ぐらいで入れて良いだろう。

自分もアジア系フェスで味をみて、こりゃスゲエ!!ってその拡い可能性に驚いて、なんとなくこうかなという感じで作るので、鍋がデカかったから入れかえた。

落し蓋をして弱火で蓋をしてコトコトと1時間~1時間半ぐらい他の事をしておく。
時々、汁が無くなっていないか?見る

その後、火を切って1晩余熱で熱い煮汁のタレに漬け置く。
(モノは冷める過程で味が入るし、ジックリ熱が入るので更に軟らかくなる)

翌日、再沸騰させて少し汁を煮詰め、又火を切って放って冷まし帰宅してから真ん中を切ってみる。

真ん中が一番味が滲み込み易いのでここの味で薄い部分も判断しても良いだろう。
真ん中が薄ければ、又切り口を表にして煮られるワケだし)

美味しい、美味し過ぎる・・・

酒と醤油だけなのに、まるでパテみたいだ・・・
ソイソースと考えればパンに合わなくも無いのではないか?
(和風だけれどバインミーテッドみたいなイメージもアリっちゃアリか!!)

で、実際にパンで挟んでみた(まだパンが新しかったので焼かないでふんわりと←基本焼かないんだけれど

美味しい・・・美味し過ぎる!!!
なんこれ?、合うぞ・・・!!!
早くやりゃぁ、よかった!!!)

因みに練りカラシが余っていたのでつけたら合い過ぎてカラシの香味成分がレバーの本来の良さまでややカキ消してしまっていたので
引き算の法則に習って美味しいけれどナシとする。

美味しいんだけれど、こうじゃないんだ。
カラシが勝ってしまうなら別にレバーでなくてもハツでも砂肝でもシロでもなんでも良いわけで、そうじゃないんだ!!
(そういうものってたまに世の中にあるじゃない?、蛇足ではないんだけれど、合格なんだけれど、本質を突き詰めると無しってヤツ


②レバー・ポン酢

19歳ぐらいの頃やきとりの本を何冊か観ていて面白い刺し方をしている店があった

全部、縦横連結して刺して後から串に沿って縦に切り分けるという事をやっていた店があった。
うわ~、キモチ解るわ~って、こうやりたいもの、1本~3本ぐらいなら切って手で1本づつ刺しても良いが、百本単位になると、これやりたいなって思う
(あの頃は結局これをやらなかったけれど、新しい事をやる事が怖くなってな・・・)

でも流石に同じ大きさの部位だけで仕入れがくるワケもなく個体差もあるから)、当然カスが出るワケなんすよ。
(で、今回は少しカスを多めに取り分けて

沸騰した湯の中にドボン・・・
(これは上記①と違ってジックリ火を通すワケではなく、サササっと火を中まで熱を通すから熱湯からにした

で、数分で(一応、1個噛んで割って中まで火が入っている事を確認して)、冷水に取る。

まあ、冷水に取らないでそのまま冷ましてタッパに入れておく手もあるが
冷水に取る事によって、レバー嫌いな人が嫌だという部分も抜けるかなぁ~ってちょっと思ったりもする・・・(自分が嫌いなものが無いので、あまり変らないとは思うが)

ザルで水をきって冷ましておく。

冷めたら、もみじおろし(←ちょっとインチキしたもみじおろしなので細かい所はチェックしないように、結果味が同じなら良い!!)と、
ネギ(←小ネギが良いが無いので白髪を小さめにした)、
本来ならポン酢なのだが、市販のポン酢は高いし(←添加物も色々入っているし)、柑橘類も家になかったので、二杯酢で

それをドバッとかけて、少し置いて染み込ませ食べる

これが最高のツマミになるのよ・・・マジで。
アペタイザーとかツマミってのは沢山食べられるもんじゃなくてピーナツとか柿の○みたいに、ちょっと口に放り込んでビールで流し込んで、丁度良いぐらいの濃さなんだよな、薄味の自分には相反するけれど、ビジネスならそれはそれ、これはこれって、きっと割り切れるだろう、いや割り切らないとならない

③残りの串は焼いて

ストックで取っておいた焼き鳥のタレ(この前、表に出しておいた分はカビさせてしまったから別に分けておいて良かった

タレの甕が無いので(←使わないとカビるし)、使う分だけ出して、ちょっと面倒だがティースプーンでかける

で、焼く→タレ→焼く→タレを繰り返す

基本、塩派なので、塩1本・タレ2本にした、飲食業でない人には珍しいタレの方が重宝感があるのかもしれないが、毎日、何百本単位で扱っていると、もう塩になってくるの(で、ごくたまにタレというか)。

自分は焼き加減を6段階ぐらいにおおまかに分けているんだけれどこれは完全焼きの上から4段階かな。
(皿に置いておいてミオグロビンが染み渡ってほのかに中全体がピンク色に仕上がる感じを、何処でどんな熱源で焼いても、何度もこのぐらいの感じになるように訓練はしてある、だって芝浦直送でもないし近年巷では豚のレバーをレアで出している店もあるが、流石に牛ではないし、それは個人的に流石に怖いなって、出されればお店を信じるけれどね)

ここまで火を通してもホンノリ・ピンク色にシットリした食感で出来る←写真を何枚か撮っている間に余熱で少し火が入ってしまったがものなんだよ、レバーって、本来は。

オマケ

①のレバー煮で余った汁

ちょっとレバー臭がするが、それが鳥のホルモン系のニオイ(コミチ=ラッパとかをただ茹でて酢醤油で食べると解る)に凄く似ているので、鳥や肉臭さを消すには魚貝系を合わせて、獣臭さを消す引き算の法則をあてはめ、和風出汁の素を入れて、風味のバランスを調整し、少し薄めて

関東風の手打ちうどんに。
(色は濃いが、そんなに濃くしていない)

まだ余っていたので(又何かホルモン系を煮ても良いがまだレバーが余っているので←塩気が強いから少しづつしか食べていない事にしている)、煮汁は『返し』とほぼ同じなので柑橘類(今回はグリーンレモン)を搾って

鳥の水炊きと(鳥のスープで煮る事はしないけれど、そのままでも十分サッパリしてウマい)共につけても大変美味しい。

※鍋のスープに味をつけなければ、スープを出し汁として、カレーや味噌汁・うどん等の他の煮込み料理に使えるし。
味が付いていなければ素材自身の味も解る。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレーに不正解はあっても正解は無いような・カレー粉を作る。

2018年11月17日 | グルメ
カレーのイベントでスパイスを調合する体験が出来た。
(まあたまにインドカレーを作るから大体はスパイスをコントロール出来るのだけれど、もっと素人ではないレベルでの何か経験を身に付ける事が出来るかなって?、参加をしてみた)

カレー粉というものはどうやら短時間炒めてから熟成させたものを市販しているとのこと。

少量だったら弱火で

2分ぐらいらしい

さっと炒めてフライパンの余熱で火が入り過ぎないように皿に移しかえる。

スパイスメーカーの人と話をした時「炒めるのは大体1分~2分ですね・・・炒め過ぎると香りが飛んで苦味が出てきます、香ばしい臭いがしたらもうそれはもう炒め過ぎですと教えて頂き
それ(=炒め過ぎた時の香り)は小麦粉を炒めた時の香りとかですか?」と確認をしたら
「そうそう、そのニオイです、そうなったらもう炒め過ぎです」と料理の共通項で久しぶりに話をする事が出来た。
料理に詳しい人と話すと、1言って10解るというか、ラク。
(お互い意固地にならない)

で、このカレー粉を使って当然カレーは勿論、豚肉のカレー炒めも作ろうと思ったのだけれど、
タマネギがシャリシャリすると嫌だな・・・って考え、

でも
・タマネギを先によく炒めてから豚肉を投入するとタマネギの水分で豚肉がくっつくし、
豚肉を炒めてからタマネギを軟らかくなるまで炒めると今度は豚肉が硬くなる
で、考えたのが

以前、羊肉のクミン炒めを作った時、肉を先に炒めてから(油通し的な・・・)、1度取り出して、野菜を炒め、ほぼ最後に合わせるというもの。

こだわる人はカレー粉で先に揉み込むんで後で入れるが、カレー粉を加熱し過ぎると焦げてくっつくし苦味が出るので、塩胡椒だけしておこう。
(加熱し過ぎると香りも飛ぶし、カレー粉は高価だし揉み込んで更にカレー粉を使うなんて勿体無くて
※本当は胡椒は加熱すると苦味が出るので後の方が良いが下味的にクセで入れてしまったが多少なら大丈夫だろう。なんてね。

9割近く火を入れたら何か別皿に置いておく。
ステーキでもポークソテーでも焼鳥でもローストチキンでもそうだが焼いたお肉は少し休ませる事で食べる時の肉質がシットリとする洋食チックなワザも応用。
油通しで放置しておく事は理に適っているんだな

そのフライパンに油をしいて

タマネギを煮炒めしている間、

キャベツを用意して・・・(こんなにあっても加熱するとクタっとして小さくなっちゃうんだものな~)

タマネギの半分を隣で煮ているカレーの素になるスープに入れて分ける。

残り半分のタマネギの入ったフライパンにキャベツと豚肉を戻し入れ(この戻し入れの作業が楽しい)

軽く炒めて葉が少しシナっとしたら、カレー粉大さじ2(←カレー粉は大体大さじ2~でなんとかなるみたい)と塩・胡椒で味付け。

さっと炒めて完成。
※けっこう塩強めが良いかも、まあでも薄めにして後で塩を足して温かいうちに混ぜた方が安全
(もっと言うとイギリス料理みたいに、足りない分を個人個人でかけてもOK)

おお、肉がシットリとして美味しい・・・1度先に加熱して又合わせるやり方は正解のようだ。
タマネギを入れる段階でニンニクとか生姜を入れても美味しいだろうな。
茹でて薄く切ったニンジンとかもキャベツの段階で一緒に入れてサッと炒めても合うかも。
(ピーマンは好き嫌いがあるか・・・風味が強過ぎるし、苦味も味の内なのだが苦味って油脂でマスキング出来るってイギリス料理で学んだからキャベツが入るこれは水分が多く油脂分を溶かしてしまうので苦味が引き立ってしまう

で、今度はカレーに移るが・・・印度カレーグリーンカレーは散々作ってきて、そろそろ一周回って日本のカレーに最近興味を持つ様になってきたが、なにぶん市販のルーばかりを使っていたので忘れてしまった。
勿論なんとなくは覚えているし、ただ中学の頃、小麦粉を炒め遊びで作った時、今みたいに素材の特徴を把握していないので修正出来ないし、俯瞰で料理を観れない年齢だったから疲れて「もうやらね!」ってルーに走ってしまっていた
なので小麦粉で作るカレーを作ってみようと思う。

上記のフライパンを洗って綺麗にして温め、油を大さじ2強~3ぐらい敷いて

少し少ないかな・・・まあいいや・・・ブールマニエを覚えたので、構成が解るから、今は修正も出来るし

薄力粉を大さじ4~5

弱火でかきまぜながら焦げないように炒める。

油が足りなければ足すと修正し易い。

この後でカレー粉を加えるが、あまりフライパンが熱いとカレー粉が焦げて苦くなるから濡れ布巾の上に置いて冷ます

そこにカレー粉大さじ2~3

ちょっと固まりづらかったら油を足しすとやはり修正し易い(←ズルだけれど)。
こうやってルーを作っていく。
目指すはブールマニエや市販のルーみたいな感じ。

そして隣で煮ているスープを少しづつ足して伸ばしていく。

少しづつ少しづつ

このぐらいになって全体に伸びたら・・・
(ちょっと黄色いなウコンが多かったのか・・・いや、違うそれだけじゃない恐らく小麦粉を炒め過ぎないから黒っぽくないんだ、多分そう)

スープの鍋に戻し入れるカスタードクリームと同じ原理か・・・)
ここが面白いPOINT!!

フライパンに付いている分を剥がす時はスープの部分をすくってスープで洗い入れると良いだろう。

あとは弱火でトロミが付くまで(わりと早くトロミが付いたのでもう数分煮た)

たまに底をかき回して、あまり大きくかき回し過ぎるとジャガイモやニンジンが崩れるので注意。

トロミが付いたら塩で味を整え

4分前後ぐらい煮て完成。

どれどれ・・・(味見の時点で味は解っているんだけれど、ご飯と合わせる事で塩気がより解るから。カレーって結構塩気を必要とするんだ、あとスパイスの刺激と共に熱く煮立っていると塩気が強く感じてしまうので塩を控え目にし過ぎてしまう気がする。スパイスが強過ぎると濃くなるかもな・・・それはエスカレートするだろうし

お、昔ながらのカレーだが、スパイスが本格的。
ボンディとかマンダラ・カーマ・ガヴィアルってワケにはいかないが神保町のカレーを少し思い出した。
これが日本のカレーだね。

こだわればもっと出来るのかもしれないが、それが主旨じゃないし、
カレーは恐らく不正解はあっても正解というものは無いと思う
あるルールの範囲でなら100人が100人の作り方がある気がするから飽きなくて面白い!!のではないかなって!!
好みに『も』よるから勿論アタリ・ハズレはあるだろうけれど。
(とりあえず自分は市販のルーならバーモントだし、←安ければだけれど

まだ少し余っているので熟成させてみよう。

本来、家庭用では熟成をさせないらしいが、
どうなるか?知りたい。

オマケ

カレーが余ってニンジンやジャガイモが壊れてカスになったので和風にして「自家製カレー粉のカレーうどん」に

あまりカレーうどんが好きでは無いので「カレー焼きうどん」に。

わりかし美味しく食べられた・・・
(昨今、巷では、カレー焼きそばって水面下で流行っているものな)

カレースープみたいなのが余っていたので少量の粉で覚える為にもう1回足してみた。(木ベラにはり付いたら菜箸で取ると早い!!

確かに炒り立てより少し置いたら刺激が大人しく優しくなったような・・・

こんな感じか(手早く少量出来る様になった)。

今度は塩気が強かったので少しミルクを(あと小麦が硬まったのと、和風の味が少し足されていたので洋風のミルクで中和

手早く出来るようになった!!

知ってしまうと、なんだか・・・手品のタネを知ってしまうようだな・・・
(悪くも良くも)

ロース肉を塩胡椒し

玉子を溶いて

薄力粉→卵→パン粉がなかったのでフードプロセッサーで急遽作った自家製パン粉(:焦った~)をつけて揚げる。

カツカレーに。

カツカレーの場合は、あんまり分厚くても主旨が違うのかもしれないが、やはり多少厚さあると嬉しい。
(というより上手く揚げられ過ぎたので、ソースとキャベツで食べたかっただけ、だんだん音と菜箸の先で解るようになってきた、『揚げ物は五感で揚げる』という言葉があるが、それがなんとなく・・・勿論火傷や火の用心も、注意し過ぎるぐらいでも足りないぐらい必要だ)
※肉は9.5割り~9.6割り揚げて、余熱で放置し10割にするとシットリとする。

美味しい・・・
寿司屋の同級生が「カツカレーって美味いよな」といきなりボソっと言ってから(←毎日生物を扱うので週末は肉が異常に恋しくなるらしい。肉を扱っていた自分は逆で週末は魚や生物が恋しくて仕方が無かったので、争っても仕方が無いから、結果、当事六本木の深夜までやっていたピザ屋か朝までやっていたデニーズだったが・・・)

改めてカツカレーを噛みしめてみたら美味しかったからカツカレーはワリと人生で好きな方なのだが
外では高額を出さないと中々ここまで美味しいカツカレーには出会えない。
(というか高額を出してもここまでのカツカレーに出会った事が無い・・・←店の探し方が下手みたい

ま、肩のチカラを抜いて作ったから(手早く作れたから)良かったのかもしれないが・・・
変にこだわっていないし。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快挙!!肉団子をフルーツソースで食べたら美味しかった。

2018年11月17日 | 今日の料理
MIXドライフルーツを貰ったんだけれどアメリカ産が多くて怖いし、
元々味が強く日本人には甘ったるいドライフルーツは好きではなくて・・・
困っていたので

前、ドライフルーツソースを学んだ時の事←オレンジ色はクリックのルールを思い出して、一掴み多目ぐらいを湯で10分ぐらい戻し、

漬けておく。

(↑順番↓はやり易い方でどうでもいいが)その間にイギリスの皮無しソーセージで学んだ技術で挽肉にツナギを入れて粘度を増やし成型をする(肉は100g前後ぐらい~後はパン粉で調整~、創作料理って規制が無いからラクで愉しい・・・マジで・・・涙)。
塩胡椒少々で軽く下味。

ドライフルーツのお湯を捨て、白ワインを用意し(後で足したから80ml~90mL)

ソーセージにしようか迷ったが、今回は調理スペースを取らない肉団子で横着をした。
(ソーセージだと、長いからボウルの中では折れてしまい、もう一皿置く場所が必要となるので)
※肉団子、あまり好きではないのだが(ぶっちゃけ男はそんなに言うほどCMみたいに挽き肉が好きでは無いと思う)。
※ハンバーグみたいに空気は抜いてね!

スペースがあるからそのまま薄力粉を回りに付ける。

(ソースを浸み込ます為に粉を付けないか一瞬だけ迷ったが、粉を付けると肉汁が逃げない気がするし、カタチが壊れ難いので、いつものやり方で)

温めたフライパンに無塩バターを溶かして

肉団子を中火強ぐらいで焼き付ける(洋風だからミートボールか)。

表面が焼き固まったら弱火で蓋をしてオーブンチックに蒸し焼き。
(時々、焦げていないか確認!!)

隣でソース用のフライパンを温め、バターを焦げないように溶かす。
(フッ素加工が嫌いなので、鉄フライパンだから保温性が良いので)

引火しないように火を弱くして、

ドライフルーツの入った白ワインを

ジャバっと、静かに(周りにハネて)引火しないように入れる。
店舗みたいに鉄で囲まれていたら、フランベするのだが、なにせ木製なので。

若い頃はアホみたいにフランベばかりしていたけれど、
(フランベって自分が料理が出来る気になって愉しいけれど、それで火事になったら馬鹿だから。)
ある程度弱い火でも加熱でアルコール臭さを飛ばす事は出来るし。
(このアルコール臭さが嫌なんだ、だから味醂も苦手なのかも)

アルコール臭さが飛んだら塩・胡椒で味を整え

竹串を刺して加熱された事が確認出来たミートボールを投入し絡ませ。

蓋をして数分弱火で煮浸み込ませ。

ガルニチュール(付け合せ)が無かったので(本当はニンジンを添えたかったが無かったので)、バナナを・・・
外国にバナナと肉を一緒に食べる料理がある。
(バナナには僅かに酸味があって、←自分はバナナの甘味は好きでは無いが、このバナナの微かにある酸味が好きなんだけれど、こう酸化作用もあるだろうし)

そのままでもフルーツ風味イッパイだが、バナナと一緒に食べると、これが尋常じゃない美味しさ!!
(ま、俺が好きなんだよね、フルーツと肉っていう相性が)

想像を、遙かに超えてきたわ!!

これは自分の本当の必殺技になった。スゴイぞ、この味!!

肉団子は好きじゃ無いけれど、好きな事ばかりやっていたらダメだし、技術として(距離を取って)残る物って得てしてそういうものだ。
業種・職種を問わずだろうが、いくつかの店舗でもそうだった。

所詮、創作料理だけれどね。 ←謙虚にしておかないと向上しないから。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする