今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

エッグパイとミートパイでショートクラスト生地をもっと上手に扱えるように練習。

2023年01月19日 | 素材
もっとスムーズにイギリスのパイ技術を遂行出来る様になりたかったことと、
イギリスのアンティーク食器とアフタヌーンティーの本を読んでいたら、ミートパイが出てきて・・・え?、アフタヌーンティーにミートパイ?、そういやミートパイって作った事が無かったなーって。

で、偶々、ショートクラストペストリー近年オレンジ色はリンク)と、トマトソース的なミートソースを冷凍したモノがあったので自然解凍し・・・

一部をちぎって、(縁の表面に水や牛乳を塗って半分に折った生地を貼り合わせ・・・)何度か作っているコーニッシュパスティ餃子みたいに包むだけでミートパイになるんだって・・・
(フランス式のパフペストリーのパイ生地でも同じ要領で・・・)

余った生地で、イギリスのパイの本を観ていたら、凄くシンプルなパイが出てきたのだが、
型に油を塗って、生地を敷き詰め、

本来はベーコンを使い、その塩気で食すのだが、ベーコンが無く偶々ハムがあったので・・・それを生卵の上下にハムを
片面だけの方式もある・・・

縁に生地をひっかけ、水で濡らして蓋を接着する。

いつもは油を鉄板に塗ったり、塗らなかったりしたが、今回鉄板を洗う気力が残っていなかったので地球には優しくないがオーブンペーパーを使った)
空気穴をミートパイとエッグパイ?に数ヶ所開け(この時、生卵の黄身を包丁の先で壊さない様に、そこだけが要注意だ!!!
余った生地をソーセージロールが如く、市販のお惣菜ウインナに包もうと思ったら余った生地が足りなかったので巻いてみた・・・
もっと余った生地で飾りの葉っぱ!!

ハケで牛乳を塗って・・・

200度に予熱しておいたオーブン(うちは4段に分かれているので2段目)に入れ、

25分~30分焼く
オーブンの性能によっては奥側の熱加減が強い場合もあるから、ラスト5分は1度出して鉄板を180度回して前後を入れ替えてもいい。
気温により5分追加してもいい。
(火傷をしないように!!)

焼いている間に片付け!!(←片付けまでが料理!!!

片付け完了。

鉄板の余熱で焦げない様、粗熱が取れたら網に・・・
型に入れたのなどはそのまま冷ましてもいいようだが、どうしても時間が無くて・・・

出来たー

切ってみると「卵のパイ」はこんな感じかー
素材がベーコンでは無いけれど、ハムの塩気で、そりゃあベーコンに比べて薄めの味だがそれなりに成立もしている!
(この素朴さ・朴訥さが、イギリス料理orイギリス菓子)

ミートパイはう~ん、見た目は違うけれど、ブリトーみたい・・・

チーズを入れればほぼブリトー的な味だが、バターが同量のフランス生地とは違い、バターが半量のイギリスの生地これでも日本人には多いかも。。。)なので、チーズを入れると年齢によっては重過ぎるかもな。

ショートクラストペストリーを巻いたソーセージはそうでもなかった・・・フツー
因みに、
ショートクラストペストリー
ショートクラストペ「イ」ストリー
も同じ。