エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

台風の前に

2012年10月03日 | ポエム
台風17号襲来の前に、散歩に出かけた。
彼岸花を愛で、紫式部に浮気しつつ、雲古を見た。



桜の落ち葉を踏み、秋を感じたのである。



この台風が一過すると、ますます秋が深まる。
そうであって欲しい。



「画竜点睛」とはこの事かと見まごうばかりである。







「えのころや風を纏えば秋澄みぬ」











「曼珠沙華一人で咲けど赤究む」







紫式部もその小玉を魅力的に色づかせている。
秋である。



狂い咲きのようにサルビアが真紅に咲いた。



      荒 野人