エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

上野のお山で吟行

2012年10月05日 | ポエム
10月4日、からまつ俳句会の秋の吟行が行われた。
総勢50有余名の吟行である。



折しも、朝方まで降った雨も上がって吟行日和となった。
会場は東京文化会館である。



50有余名が参加されて挙行されたのである。
選者はもとより、主宰、副主宰、同人会長も参加される。

俳句結社「からまつ」の錚々たるメンバーである。

ぼくも初めて、身近にこうした先生方と接する事が出来たのである。
結社賞をいただいた同人総会では、周囲を見るゆとりなど無かったのである。

上野の山は、ツタンカーメン展もあり平日にも拘らず人出は多かった。
俳句にできる、環境は整っているのであった。



コスモス。
秋の蝶。



初紅葉。



彼岸花。



頭上の短冊。
これは、大震災からの復興を願う子どもたちの言葉が書き込まれている。



不忍池である。
破れ蓮(やれはす)が秋の季語である。

結果は、俳誌に掲載されてから紹介する事としたい。
次の俳句は、朝方JRの車内で詠んだ句である。



「夜来の雨上がれば日毎秋澄みぬ」



これからは日毎に秋が深まっていく。
一雨ごとに快適な気候となる・・・その喜びである。




    荒 野人