エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

秋の薔薇

2012年10月17日 | ポエム
秋薔薇・・・俳句では「あきそうび」と読むこともある。
「あきばら」では四音であるけれど「あきそうび」「あきのばら」と読むと五音となって扱いやすいのである。

夏の薔薇よりも秋の薔薇は香りが強いと言われる。
けれども、脆さを感じさせてくれて殊の外ぼくは好きである。



赤色は「愛情」「模範」「貞節」「情熱」が花言葉である。



ピンクは「上品」「愛を持つ」「しとやか」が花言葉である。



因みに黄色は「嫉妬」「不貞」が花言葉である。



こんなに鮮やかなのに、それに美しく目に優しいのに随分と酷い花言葉である。







「無垢のまま花終わりたる秋薔薇」


「真青なる空に突き刺す秋の薔薇」







白色は「尊敬」「私はあなたにふさわしい」が花言葉とある。
しかしながら香りは赤系の方が薔薇らしい感じがする。

甘やかな、君の香りである。



      荒 野人