今日は家から徒歩10分にある外山家具さんを訪問させて頂きました。
外山家具さんの外山さんは、学校卒業と同時に修行を始め、10年の修行の後独立をされました。主には、住宅の設計士からの依頼で、フラッシュを主体にしたオーダーメイド家具を設置していらっしゃいます。
その他住宅以外にも店舗や病院などの棚を製作されることも多いようです。
開業当初は、今の作業場の1/3程度の狭い作業場からスタートし、順々に機械設備を拡充させて現在の広さの作業場になったそうです。
設備投資の総額は1000万円くらい。
「おぉ、1000万円の資本投入はちとつらい」と僕も思いましたが、最近は高齢になり廃業される業者さんもいらっしゃるので、そうした設備を安く譲ってもらえれば、15%くらいまで投入資金は圧縮できるかもしれないとのこと。
でも機械は上を見たらキリがないようで、次から次へいい機械、性能のよいものが欲しいという欲求は起きるが、昔の機械でもしっかり使えるようです。
私も自分自身、篠笛を習っていてそんなにうまくない時分から、高い笛が欲しくなってしまった経験がありますが、まずそんないいものを買っても使いこなすことができないことは、この人生で重々わかっているつもりです。
最近は不景気の影響もあり、お客様からのコストダウンの要望も高まっているようで、「時間をかければいいものを作ることができる」と外山さんもおっしゃっています。
しかし、限られたコストと納期の中で、一定以上の質のものを作っていくことがプロ。
そのためには、機械を使って効率的に作業を行う必要もあるし、業務のエリアも限られるし(お声がかかればどこでも行きたいが、自分の利益を考えると関東近辺、山梨くらいまでが実際の営業エリアのようです)、「自分のイメージとは違うものを作らなければならないこともあり、いろいろ大変です。これはどんな業界、仕事をしていてもきっと同じですね。でも、プロに求められる「スピード」というのは欠かせないものだと思うので、今後の仕事の中でも強く意識していきたいと思います。
「楽しいと思えれば仕事は続けられるし、それには不器用なほうがいいかもしれない」
外山さんの修行時代の仲間も数多くいたが、結局独立を果たしのはご自身だけだったようです。
外山さんいわく「仲間の中で私が一番不器用でしたが・・・・。でもやっぱり好きなんですね。だんだんと形になってくるのが楽しい。」控えめながらもそう話される外山さんの言葉に私はなぜか励まされる感じがしました。そして、そのご主人の隣で、「そうねえ、あなた楽しそうにしてるわね」とおっしゃる奥様の見守っている姿がとても印象的でした。
外山さん、お忙しい中本当にありがとうございました。
外山家具さんの外山さんは、学校卒業と同時に修行を始め、10年の修行の後独立をされました。主には、住宅の設計士からの依頼で、フラッシュを主体にしたオーダーメイド家具を設置していらっしゃいます。
その他住宅以外にも店舗や病院などの棚を製作されることも多いようです。
開業当初は、今の作業場の1/3程度の狭い作業場からスタートし、順々に機械設備を拡充させて現在の広さの作業場になったそうです。
設備投資の総額は1000万円くらい。
「おぉ、1000万円の資本投入はちとつらい」と僕も思いましたが、最近は高齢になり廃業される業者さんもいらっしゃるので、そうした設備を安く譲ってもらえれば、15%くらいまで投入資金は圧縮できるかもしれないとのこと。
でも機械は上を見たらキリがないようで、次から次へいい機械、性能のよいものが欲しいという欲求は起きるが、昔の機械でもしっかり使えるようです。
私も自分自身、篠笛を習っていてそんなにうまくない時分から、高い笛が欲しくなってしまった経験がありますが、まずそんないいものを買っても使いこなすことができないことは、この人生で重々わかっているつもりです。
最近は不景気の影響もあり、お客様からのコストダウンの要望も高まっているようで、「時間をかければいいものを作ることができる」と外山さんもおっしゃっています。
しかし、限られたコストと納期の中で、一定以上の質のものを作っていくことがプロ。
そのためには、機械を使って効率的に作業を行う必要もあるし、業務のエリアも限られるし(お声がかかればどこでも行きたいが、自分の利益を考えると関東近辺、山梨くらいまでが実際の営業エリアのようです)、「自分のイメージとは違うものを作らなければならないこともあり、いろいろ大変です。これはどんな業界、仕事をしていてもきっと同じですね。でも、プロに求められる「スピード」というのは欠かせないものだと思うので、今後の仕事の中でも強く意識していきたいと思います。
「楽しいと思えれば仕事は続けられるし、それには不器用なほうがいいかもしれない」
外山さんの修行時代の仲間も数多くいたが、結局独立を果たしのはご自身だけだったようです。
外山さんいわく「仲間の中で私が一番不器用でしたが・・・・。でもやっぱり好きなんですね。だんだんと形になってくるのが楽しい。」控えめながらもそう話される外山さんの言葉に私はなぜか励まされる感じがしました。そして、そのご主人の隣で、「そうねえ、あなた楽しそうにしてるわね」とおっしゃる奥様の見守っている姿がとても印象的でした。
外山さん、お忙しい中本当にありがとうございました。