=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

象嵌(ぞうがん)の分類

2009年09月08日 | 【メモ】木づいたこと、考えたこと
象嵌に興味があり、少し本を読んでみました。

象嵌っていうと、似たようなものに螺鈿とか蒔絵も入ってくるんですね。
このあたりの分類や定義が自分の中で曖昧でしたが、少し整理できました。

「象嵌」(ぞうがん)
この字を分解すると、「かたどり、はめる」と読めるそうです。
そして、象嵌の制作方法はまさしくこの「かたどりはめる」なのです。

そういう意味からいうと、象嵌、螺鈿、沈金ともすべて象嵌といえそうです。
ただしそれぞれ違うところは、地とはめるものが違います。

■象嵌
地=木、はめるもの=木

※寄木との違いは、「寄木=幾何学模様」、「象嵌=絵画」と認識されているケースが多いようですが、やはり根本的な違いは制作方法で、象嵌は上記のとおり、形に切ったものと同じ形に地を彫りはめる、一方寄木は切った形を貼り合わせていく作業になります。しかし、寄木細工で有名な箱根の歴史を見ても、象嵌と寄木はかなり近いものであり、同じ作品内に両方の技術が使われていることもあるそうです。

■螺鈿
地=漆、はめるもの=貝、象牙、宝石など

※基本はかたどった貝などにあわせて漆を彫ってそこにはめ込みますが、逆に形を地に貼って回りを漆で埋める方法もあります。彫らないですむ分、こちらのほうが手間はかからなそうです。

■沈金
地=漆、はめるもの=金

※はめるというよりは、埋め込む感じですね。



大雑把でありますが、一旦このように理解しました。

将来、しっかりとした家具が作れるようになったうえで、このあたりも取り入れていきたいですね。

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そばの国

2009年09月08日 | 【写真】一本の木
信州といったらそばですよね。

最近やたら白い花が咲いている畑が多いと思ったら、それはそば畑でした。

来月あたりからの新そばが楽しみです。
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再び登場

2009年09月08日 | 【写真】一本の木
前にも投稿した近所の木です。

好きです。
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時代に逆行?

2009年09月08日 | 【お店】木になる家具や、道具やさん
私が好きになったお店です。

ようするにケーキ屋さんですが、
「とても安い」

毎日「本日のお得品」を作っていて、
今日はお子様ケーキ50円でした。昔来たときはシュークリームでやっぱり50円くらいでした。

その他にもゴマだんご30円など、駄菓子感覚のお菓子屋さんです。

今どこもかしこも高級志向、高付加価値化で少なく売って利益を高めようという戦略が多いと思いますが、ここはまったく逆のような街のお菓子屋さんです。

その庶民的な設定に、なんだか感じてしまうところがありました。

高くても安くてもお客さんの笑顔は一緒
毎日でも数多く足を運んでくれる

そんなことをご主人は考えているのかもしれませんね。

◆エイラク
伊那市駅そば、伊那図書館の向かい側です。
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