=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

「しょんべん婆さんの登場」 遠山郷の霜月祭り

2009年12月13日 | 【お出かけ】木のむくまま
「千と千尋の神隠し」のモデルになったというお祭り。

あえて簡単に言わせて頂くと、
かまどを作ってお湯を焚き、神々が湯治に来られるのを迎えるため、一晩中踊っている。

そんなお祭りです。

私は外でやっているのかと思ったら、実はかまどを焚いているお祭りの会場は神社の社の中でした。
だから
「早く行かないと中に入れない場合がある。」
そんな情報を地元で仕入れた私は急いで神社へ。

でも、
一番のメインである、お面をかぶった踊りは夜中の3時ごろという。


結局
11時から3時まで寒~い車の中で仮眠し、
3時から4時過ぎまでお祭りを見物していました。

しかし、
先ほども書いたとおり、かまどを焚いているのは社の中。

煙くて煙くてたまりません。
さらにはあふれんばかりの人が詰まっていてごった返しているので結構ハードです。

お祭りは、
神楽が中心なのでゆったりとしていますが、

途中途中で、おしくらまんじゅうみたいなものをやったり、
お面をかぶった人が人ごみに背中からの馬飛びのように飛び込んでいったりする場面もあり面白かったです。


中でも私が気に入ったのが、
「しょんべん婆さん」


周囲から、
「やーい、しょんべん婆さん、しょんべん婆さん」
と囃し立てられるのですが、
婆さんの手に持った葉っぱで叩かれるとご利益があるらしく、
みんなの頭をバシッ、バシッと叩きまくっていきます。
しかも結構まじに。
(ほっかぶりをした婆さんが叩いています)


いずれにしても、
地元衆が老いも若きも、みんな楽しんでいたのがよかったです。

「祭りは地元衆が楽しんでなんぼ」
が私のポリシーで、
観光客のほうに気を使い出したら、単なる観光イベントになってしまうと思うからです。

私のふるさと房総は夏祭りがメインですが、
薪を囲んでの冬のお祭りもいいなあと思いました。
コメント (2)
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