植野美枝子料理・菓子スタジオの毎日

料理・菓子研究家奮闘の毎日を綴るブログ
著書:作りおき・使いまわしおかず365日他 

ボンソワール

2006-09-06 06:50:45 | パリ滞在記
ボンソワール お元気ですか
今日でパリ滞在半分くらいになりました。いろいろなところに行ったので、帰ったらゆっくり写真をお見せしたいです。
行きの飛行機の中で、すでにパソコンが壊れてしまって、友人のマックを使わせてもらっているため、画像を送る事ができなくて残念です。今までに パティスリーめぐり、アルザス地方へ1泊して、コルマール、ストラスブールを観光、ヴェルサイユ、ルーブル美術館、レストラン、マルシェなどを見てまわり、今度の大きな目的の一つ、お菓子の研修の2日目を終了しました。
 パリについてすぐ、パティスリーの初サロンドテは、メゾンドショコラでした。ここでは、ケーキを3種食べてみました。
この日は更に、マドレーヌのフォション、エディアール、マイユ、ラデュレを廻り、マキシムドパリの前を通ってコンコルドからの帰宅。
 又、別の日には、サンジェルマン デ プレ周辺のお菓子屋さん巡りをしたのですが、ボンマルシェのスナックシック、ピエールエルメ、ジェラールミュロ、ピエールマルコリーニでお菓子を買い集め、最後にオデオンにあるMOFのショコラティエ、パトリックロジェへ行きました。
 エルメ、ミュロ、マルコリーニで買ったケーキを、パリにいる友達たちと、アパルトマンでワイワイと試食。
 感想はちょっと今は言わないでおきます。それより、パトリックロジェに、私は一番感動しました。
独特なのは、パッケージの色使いでしょうか。日本ではあり得ないエメラルドグリーンで、小さいながらなんともスタイリッシュな店内に、やさしそうな、パトリックロジェさんが丁寧にショコラを説明をしてくれます。いろんなお店をみましたが、作り手がお店にいたのはここだけだったという事もあり、今まで見たパティスリー、ショコラティエの中では、私はこの店が気に入ってしまいました。
 アルザス地方では、有名なフェルベールさんのお店にも行きましたよ!暑いくらいの晴天で、写真がとてもよくとれているので、これも帰ったらアップしたいと思います。
 そうそう、パリの犬を見て来て欲しいとたのまれたんでした。8月中はパリ市内は犬だけでなくて、みんなバカンスで地元の人もあまりいなかったようです。9月になってからは、ちらほら散歩している人を見かけます。犬種はいろいろです。
 パリ市内より、郊外の方が連れている人が多いですよ。
 今日は、研修が午後からなので、午前中、レアールにある、モラという道具屋さんにに行ってきました。
マトファーのものが、ほんとに安いですね。日本の半分以下のものもたくさんありました。
 色々考えてみると、日本でフランス菓子を作る事は、材料、道具も高価だし、手に入れる事がいろいろ大変だったりします。
それなのに、当たり前ですが、フランスだと日本では特殊な製菓材料店にしかないものが、近くのスーパーとかで無造作に売ってるんです。たとえば、マジパンなど。これには今更ながらショック!
 結構私たちって、努力家なんだなーって、自分をなぐさめたりしたんです。
 そうそう、食材に関してもです。
ワイン等は、街の人は3ユーロ(500円以内)くらいのしか飲んでないみたいで、しかもそれが、大変おいしい。
フロマージュもしかりです。ロックフォールはどこでも売ってて、元町ユニオンで1000円とすると、350円くらいなんですよ。ショックですよね。
 お菓子の研修は、たのしくがんばっています。昨日からですが、アトリエ形式で習っていて、4種類くらいのものを作っています。
 写真はすでに1000枚近くとりました。依頼がくれば、すぐにいろいろご提案できるくらい撮ってます(笑)
 今日などは、半袖でいいほど暑かったのですが、ついてすぐは毎日寒くて、コートまで着込んでいました。
 週末は、シャンパーニュ地方を日帰りします。モエシャンドンに行く予定でいますが、カーブを見れるか、行ってみないとわからないようです。
 金曜日には、パリ在住の食のジャーナリストkさんにお会いします。お忙しい中に時間を作っていただき感謝です。
では、もう1回くらいメール出来たらいいのですが。次の日の予定を下調べしたり、勉強したりでなかな寝る意外、立ち止まれない状況でおります。
 月末にはブログに写真をいっぱいアップしながら説明できるといいなと思っています。
では、おやすみなさい。





コメント (4)
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