エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

阪急電車

2011-08-14 06:45:26 | Weblog
今回の旅行用にとI・PADの青空文庫に加えて
数冊の文庫本を用意した 北海道ツアーは
バスでの移動距離がどうしても長くなる
一冊目に読んだのが 阪急電車 有川浩
先頃映画化されたベストセラーだが
この物語では 女性は美しく聡明でも ある種の
強さ(したたかさ)無いとなかなか幸せはつかめない
ものだとかいてある(この物語に登場する女性はいずれも
かなり強い女だが)
阪急電車には私なりに結構思い出がある
(さほど愉快な話ではないが)
私が乗っていたのは物語の舞台となった
今津線では無く宝塚線だが
この電車で豊中は蛍が池から梅田へ出て環状線に乗り換え
デザイン専門学校のある森ノ宮駅
まで約2年間通っていた
其の間  私も通学の行き帰りさまざまな体験をした
何せ田舎育ちの上 始めての都会生活だったのだから  
私が通学に阪急を利用していた頃なかなかイケテル女の子
とつきあっていたのだが
あるとき二人で梅田のホームに女の子と降り立つと
電車のドアの外に下半身剥き出しの男が
寝そべっていた事が有った
私は先に気づいていたので女の子を他のドアへ
導けば良かったのに
愚かでウブな私はというと その機転がきかなかった
おじさんの逸物を目の当たりにして
ピックリパニックって悲鳴を上げている連れをほっぽり出して
笑ってしまていた なんとも気が利かない男だよね
(その後?  やっぱりうまくゆかなかった)
コメント
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